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シリーズ 10  「就活と新社会人のハザマ」 仕事のミスマッチ

就活悩み(内定後)
2017-09-05

就活悩み(内定後)

さて、「企業と人とのミスマッチ」に関して、本シリーズ6 で書いた項目のうち、     ①本来の仕事に関するミスマッチ       について考えてきましょうか。        学生というのは、まだ社会人になったことがない人たちのことを言います。これから社会に羽ばたく人たちと言ってもいいでしょうか?        社会人になったことがないとは言え、アルバイトや派遣のようなパートタイム・ジョブを経験している学生は大勢いると思います。アルバイト先で接客や販売のような仕事をしていれば、その会社(店舗)の社員さんと親しくなって、社員の大変さとかを垣間見ることだってあるでしょう。        でもそれは所詮、アルバイトとして見た図です。アルバイトは所詮アルバイト。絶対に会社の内部情報まで理解することは出来ません。特に計数管理面では。        アルバイト先で社員さんに頼りにされ、例えばアルバイトリーダーを任されたり、社員さんが休みの際、店長代理とかをやることとかもあるかもしれません。「自分は、社員以上の働きをしている!」と自負心を持っている学生だっているでしょう。それは素晴らしいことだし、今後に活きる経験でもあります。        でも、会社というところは、残念ながらアルバイトを社員以上に見ていることってほとんどありません。大学生活4年間、ずっと同じバイト先で仕事をしてきて、内情なんかもよく理解している!と考えている学生であっても、もしそのバイト先に就職して社員さんになった場合、バイト時代とは仕事がかなり違って見えるはず。誤解を恐れず言うと、仕事がツマんなく感じてしまうと思います。責任度合いがバイトと社員では雲泥の差なんです。社員とバイトの仕事で違う面というのはたくさんあるんですが、ここでは触れません。でもその違いがあるからこそ、社員とアルバイトは明確に区分できるんですけどね。        ・・・念のため書きますが、ここで言う、社員とアルバイトの区分とは、あくまで会社の管理上のことであって、仕事が出来る出来ないとかという意味ではありませんよ。アルバイトが社員以上の仕事をしてくれることだってたくさんあるから。        このように、アルバイト経験というのは自分の人生を考えると、絶対に将来に活きる経験ということになりますが、社会人になるにあたって、その経験が即戦力となり得るか?というと、まずなり得ません。少なくとも会社サイドが学生を面接するときは、そういう目で学生を見ることはありません。        基本的に新卒採用というのは、全てがポテンシャル採用なんです。極論すれば、全てが推測の範疇での採用です。        学生は働いた実績がないので、過去のキャリアで採用を決定することが出来ません。「この学生は、こういうモノの考え方をするのかあ・・・。だったらウチの会社の営業は務まるかもしれないなあ。」なんていう決め方です。        実に曖昧な決め方だと感じるかもしれないけど、ポテンシャル採用というのは常に曖昧なんです。相思相愛だと感じても、いざ付き合ってみると、なんか違う・・・なんていう恋愛のイメージと一緒。        新卒採用は、学生のことを好意的に解釈しようとするので、内定を出した学生が入社した際、イキイキと仕事をしてくれるだろうという期待値込みで内定を出します。期待値ということは、最初の段階では即戦力としてみていないということだし、その時点ではビジネス面における市場価値なんてないという理屈になってきます。     つづく。  

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