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シリーズ 11  「就活と新社会人のハザマ」 新卒の市場価値

就活悩み(内定後)
2017-09-06

就活悩み(内定後)

 新卒にビジネス面における市場価値はない・・・という見解を、本シリーズでは何度か書きましたが、そろそろムカついてきましたか(笑)?僕は小心者なので、先に謝っときますね。ごめんなさい。      新卒に市場価値がないからといって、採用面接における会社サイドの評価が悪いのか?というと決してそんなことはありません。勘違いしてほしくないんだけど、個々人の「ポテンシャル」に対する「期待値」というのは、人物評価においては、もっともグレードが高い基準の一つです。ある意味、中途採用よりも高いはず。        何でもそうですが、期待されているって感じることができれば、何か分からないけど、やってやるかあ!!って気になることってあるでしょう?精神的にはかなりポジティブ。期待している方だってそれは同じで、失敗するのが当たり前。むしろ失敗しながら何か学んで糧にしてほしい、くらいの気持ちでみています。        失敗してもいい・・・これは新卒入社の人間に与えられた特権のようなものです。中途採用、特に中堅層や管理職層の採用においては、即戦力を「期待」しての採用。ここの「期待値」は、新卒の「期待値」とは中身が全く違います。即戦力への期待は、少しでも早く会社の利益に貢献するかどうか?です。この層で入社後に基本から勉強します!なんていうタイプは、いつまで経っても内定をもらうことは難しいでしょうね。        失敗してもいい、という想いの裏には、やはり市場価値の要素が入ってきます。ビジネス面の市場価値の大部分は、仕事のスキルとキャリアなんです。もちろん人間性等々の要素もありますが、それはあくまで仕事で使えてナンボ、の世界。        もっと言うと、その会社の中でのみ通用するものなのか、他の会社でも通用するものなのか?ということも大切なんですが、入社一年目の人は、そんなことは考える必要はありませんね。まずは入社した会社の中で通用する人間にならないとね。        しつこいですが、学生はまだ働いたことがないので、市場価値はないんです。会社に入社してから、はじめて市場価値がついてくるということ。更には、一年目であれば自分は一番下っ端。仕事の経験値のストックがないので、比較する対象もない。        だから本来なら、仕事に関するミスマッチなんて起こるはずがないんですよね。        入社一年目では、かなり多くの皆さんが、色んなことで思い悩むと思います。不幸にして5月病になる人だって出てくるかもしれません。でも一つ言っておきたいのは、その悩みって、本来の仕事面の悩みではないんです。だって市場価値がないのに悩めるはずがないんだから。        なぜ悩むのか?というと、それは多くの場合、これまで書いてきた人間関係が圧倒的。会社における人間関係は仕事の指示命令が加味されるから、なんか仕事面で悩んでいるように感じるけど、でも実はそれって、仕事の悩みじゃないんです。出来なくて当たり前なのに、完璧にやらなきゃ!って勝手に自分を追い詰めているだけなんです。仕事の悩みに見えて、実は学生時代にも何度も経験してきたであろう人間関係の悩みです。        それともう一つは、理想の自分を追い求めすぎることに由来するギャップ。バリバリ、イキイキ、颯爽と仕事をこなしている姿をイメージしていると、入社後の仕事の現実に悩みます。        何でも最初は戸惑うものです。今まで考えたこともなかったビジネスマナーや、庶務・雑務。そして前日の夜に、飲みすぎて二日酔いになっても、次の日の朝9時には当然のように出社しなければならないというライフスタイル。学生時代には考えられなかったことですね。        今までの全く異なる時間の流れに乗って、下っ端仕事を指示通りやっていかなくちゃならない。自分はもっとバリバリ仕事をしたいのに、なんでこんなことやらなきゃいけないんだ・・・って、当然嫌になってきます。       つづく。    

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