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シリーズ 6  「採用スペックをぶっ飛ばせ!」 ポテンシャルが乏しい場合

採用スペック
2018-01-12

採用スペック

 新卒採用の判断基準は、学生の人物像とキャラであり、その中で特に面接官がイメージしたがっているのが、ポテンシャルです。このポテンシャルの判断ということについては、表現こそ違いますが、「シリーズ自己分析1」
や、シリーズ自己分析5」
でも同様のことを書いています。


 ポテンシャルの判断と言えば何となくカッコいいですが、誤解を恐れず言うと、バクチ的な要素があります。つまり、本当にその会社にハマるかどうかは、実際に働いてみないと判らない、ということなんです。これは新卒のみならず、僕のような転職者でも当てはまる要素ですね。


 ポテンシャルがバクチである以上、面接官がどうしても掴んでおきたいのは、学生の素の姿です。素の姿を視るにはどうすればいいかというと、人物像とキャラを把握すればいいということになり、それがつまり、自己PRを聞くということにつながります。・・・まあこの辺りは、僕のブログの基本的支柱なので、散々書いてきたんですけど。


 つまるところ、面接官がする仕事って、学生が切り出す自己PRから質問を投げかけていって、人となりをイメージすることしかないんです。これが前回書いた(1)から(3)までの面接の流れってヤツ。


 その会社にとって「ポテンシャルに乏しい」と判断される場合には、大まかに言って3つの斬り口があります。


①根本的に会社の職種に合わないのでは?と判断される場合



②忍耐に乏しい(体力面も含め)のでは?と判断される場合



③社風・文化・人間関係にハマらないのでは?と判断された場合


 まずは①の場合。内定を出した学生が入社してきた時に、会社は当然ながら早く一人前になってもらいたいと、その人に色々教え込むことになるし、その人は頑張って吸収しようとして日夜励む。そういう日々の中、いくら頑張っても思ったとおりの成果が出ないとなると、これは会社にとっても、学生にとっても不幸な話。学生には色んな可能性があるので、できればイキイキ働ける環境で修行を積んでほしいと思うからこその判断です。


 これって、現実問題としてあり得る話なんですよね。いくら学生に色んな可能性があるからといっても、向き不向きってものは必ずありますので。彼氏がほしくて、出会いさえあれば・・・と嘆いてる女の子が、いざ合コンに参加しても、必ず彼氏ができるとは限らないのと原理は一緒。彼氏募集中で、かなり敷居が低くなっているけど、やっぱり好みのタイプはあるし、誰でも良いって訳じゃない・・・つまり色んなオトコと出会い、付き合う可能性はかなりあるんだけど、好みという向き不向きがあるということ。同じでしょ(笑)?


 ②の場合は、これは会社サイドにとってはムカつくことこの上ないんですが、まだ修行段階で色々教えることあるし、ここを乗り切ってほしいと願っているのに、中途半端で勝手に見切りをつけて辞めていってしまうのでは?ということが想像できる人の場合ですね。辞めるのはハッキリ言って知ったこっちゃないんだけど、とにかく経費と時間がムダになってしまいます。新卒学生を一人採用しようとすると、経費が本当にかかるんです。僕はよく、費用対効果という言葉を持ち出しますが、せっかく費用をかけて採用しても、安易に辞めていかれると、効果がゼロどころかマイナス、というケースもある。会社サイドとしては、これだけは避けたい。


 ③の場合は、実はこれって一番やっかいで根が深い要素なんですが、要は持っているキャラが、例えば会社のお偉いさんに煙たがれるタイプっぽいとか、お局さんにイジめられる危険性が高いとか、朝イチで大きい声出して朝礼したり、創業者に感謝の言葉を言ったりするのに耐え切れないのではないか?って判断される場合です。これは本来の仕事とは全く別次元のお話で、ナンセンスとも言えるのですが、会社という組織で複数の人間と仕事を行っていく以上、重要な要素になります。同時にこの人間関係だけは、入社してみないと判らないんです。


 続きます。

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