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シリーズ 12  「採用スペックをぶっ飛ばせ!」 向き不向きの捉え方

採用スペック
2018-01-20

採用スペック

 会社サイドに採用スペックがあるのは、これは仕方ないことです。組織で動くにはルールが必要で、そのルールに賛同して動いてくれる人を採りたいと思うものだから。昨今社会保険庁の管理体制のずさんさがクローズアップされていますが、あんな管理体制は、民間企業ではあり得ません。そんなことをしたら、市場の信頼を失い、即座に会社が傾いてしまうからです。


 会社を傾かないようにさせるためには、情報やノウハウをシッカリと管理しつつ、営業に精を出す。そして、法令順守、すべてのお客様の信頼のもと、一円でも多く稼ぎ、一円でも多く利益を出す。このスタイルはどんな業界であれ、どんな会社であれ、不変。ここに嫌悪感を示すようでは、一人前の社会人とは言えません。


 ただし、稼ぎ方や利益の出し方は、千差万別です。全ての会社ごとにそのスタイルは異なるといっても過言ではありません。だから、職種が同じでも、向き不向きっていう問題が出るんです。


 これが、会社ごとの採用スペックになって表れてきます。稼ぐという目的は同じでも、その会社の稼ぎ方は色々あるということ。人間関係や社風も含めてです。


 その部分っていうのは、候補者である学生には全く見えないんです。この部分が面接を難しくしている最大の理由でしょうね、きっと。


 これはあくまで比喩ですが、例えば、


「ウチの会社は、あのAというビルから、向こうのBというビルまでの距離を測ることが成長の源泉です!」


 なんて熱弁している会社があったとします。つまりこの会社は、ABのビル間の距離を測ることで、稼ぎ、利益を出しているということ。


 「AからBまでの距離を測る」・・・これは色んな方法があります。例えば、


①30センチの定規を持ってきて、地道に測る。



②巻尺を買ってきて2人で測る。



③滑車を使って、ゴロゴロ転がして測る。



④測量技師ばりにプロを動員して測る。


 なんて方法があります。他にもたくさんあるでしょう。


 これって人に寄って考え方も違うし、価値観も違います。でもAからBまで測るという目的にフォーカスすると、みんな大正解です。どれも決して間違いじゃありません。ちゃんと正しい数値が導き出せるなら、どの方法を使っても答えは一致するはずだから。


 そういった意味では、全ての人がこの会社の事業目的には、キチンとハマるポテンシャルがある、という理屈になりますよね。


 でも、その会社の営業スタイルにフォーカスすると、どうでしょう?「AビルからBビルまでの距離を測る」という事業目的に対し、「時間がかかってもいいから、できるだけ安くやってほしい」という営業スタイルを持っていれば、①か③の人が、採用スペックにハマることになるでしょうし、「多少カネがかかってもいいから、迅速にやってほしい」という営業スタイルを持っていれば、②か④の人が、採用スペックにハマることになるはず。


 ①から④までの人は、みんなキチンと測れる訳だから、キチンと測れない人に比べたら、素の自分像は間違いなく、その会社にハマる可能性を秘めています。でも採用スペックによっては、向き不向きが生じるという訳です。


 会社というのは、費用対効果の高い人を採用したいと思っている訳だから、その会社の営業スタイル、つまり採用スペックにハマるかどうか?が、会社サイドからみれば、一番重要な要素になってくるという訳ですね。


つづく。


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