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シリーズ 13  「採用スペックをぶっ飛ばせ!」 採用スペックは不必要?

採用スペック
2018-01-21

採用スペック

 採用スペックについて、学生サイドになかなか見抜けない、というか見抜ける訳がない要素もあるということや、会社が期待するゴールが同じでも、そこに向かう過程が、会社によって多種多様であるということを説明してきました。


 会社のHPや説明会で、その会社の特長やビジョン、今後の事業戦略についての見解を聞き、判ったような気分になりますが、それは所詮、表面上の話。ここでは耳障りのいい話しか、基本的にはしません。よくベンチャー企業などで使われる手法で、


「将来に向けた戦略や成長性のような、良いことばかり言っても仕方ないですし、むしろ、皆さんに納得して受けていただくためにも、わが社の悪い部分も言っておこうと思います」


 などと前置きして、発展途上であるから、仕事のカタチが確立していないだとか、残業も少なからずあるとか、管理体制が不十分だとか、そういうことを説明していくことが見受けられることがあります。もちろん、これは正直ベースで語っているんだけど、これってどこの会社でもある話で、もっと言うと、東証一部上場の企業だって、同じような環境であることがよくあるんです。


 さらにこの手の、会社の悪い部分の紹介の最後で、


「でも、まだまだ完成されていないからこそ、皆さんのような若い世代にもどんどんチャンスを与えるし、チャンスがあるということです。共に会社を作っていきましょう!」


 なんてアツく叫ばれると、学生はだいたい堕ちます(笑)。いつの間にかキレイごとにすり替えられてる論法だからね、これって。この会社は、アツくて風通しも良くていい!!なんて、いつの間にか感じてしまうはず。まあこれは仕方ないことなんですけどね。社会に出たことがない学生や、社会人経験に乏しい第二新卒あたりは、こういったアツさややりがいみたいな空気に簡単に飲み込まれてしまいます。またそれを狙っているのが、ベンチャー企業の戦略なんだから。堕ちて当然。


 でも、どんな会社にも、表に出てこない採用スペックが存在します。それは大抵の場合、社風とか文化とかっていう言葉とリンクしますね。つまりは入社してみなければ判らない、という代物です。


 就活中の、会社を選んでいるときに見える会社の顔と、実際にその会社に勤めるようになった後に見える顔って、一致することはありません。全く別物だと考えた方がいいでしょうね。その2つの顔の相違部分が、実質的な採用スペックに該当する訳です。Aさんでいう、10万円の部分ね。好きだ惚れただというのは、表の顔であって、裏では色々皮算用しているのが、社会というものです。


 営利目的で存在する民間企業であれば、生き残っていくためには、皮算用するのは当然なんです。その会社ごとの皮算用にハマってくれそうな人間を採用しないと、入社後にブレーキ因子になってしまう危険性が高くなる。これでは、お給料を払う以上は困ってしまう訳です。


 再度言いますが、裏の顔である採用スペックは、就活中には絶対に判りません。特に新卒学生や、第二新卒には絶対に無理です。だから僕は、学生は行う企業研究はあまり意味がないと思っているほどです。職種研究は必要だと思うけどね。これは働く前でも、ある程度判るので。


 さて・・・、ここまで色々採用スペックに関して、好き勝手に書いてきました。現実的な側面にも触れたので、憂鬱になった人もいるでしょうかね。ごめんなさい。


 就活って難しいじゃん!?とか、会社選びはどうすればいいの!?なんて思った方もいるでしょう。でも決して難しくないんです。じゃあどうすればいいか?それは、


会社本意の採用スペックなんか、就活中は忘れてしまいましょう!!


 という意識で、簡単に解決します。採用スペックなんて、考える必要なんか全く無し。やるべきことは、ただただ自分の素を出しまくる。例え落ち続けても出しまくる。これしかない。


つづく。

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