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シリーズ 19  「採用スペックをぶっ飛ばせ!」 ハマらない悲劇

採用スペック
2018-01-27

 yansonoさんが、女子大生Aさんに10万円毎月あげるという条件を飲んで、Aさんとお付き合いしてもらうことが決まったというところまで書きました。


 告ってオッケーもらった時って、経験ある人なら誰でも判るでしょうが、本当に嬉しいものです。まさにクライマックス。本当に幸福感を満喫できる瞬間ですね。


 でもyansonoさんが、実際にAさんとお付き合いを始めた後はどうでしょうか?果たして幸せでしょうか?


 これはまず間違いなく不幸になります。それは、Aさんの持つ「採用スペック」にハマらないのにも係わらず、ムリにお付き合いをしてしまったからです。等身大の素の自分が出せない状態で毎日が続くことほど、精神的にも肉体的にもツライものはありません。


 Aさんとyansonoさんのお付き合いが始まって、最初の月末がやってきました。yansonoさんはAさんに、「はい、これ」と言って、10万円を手渡しました。「わー、ありがとう!本当に嬉しい!」とAさんは言います。


 yansonoさんがこの10万円を一体どこから捻出したのか?管理部長さんに頭を下げたのでしょうか?・・・頭下げたくらいで出してくれる訳ないですけど(笑)。実はyansonoさんは、毎日普段の仕事が終わってから、7万円を捻出するために、夜な夜な工事現場で警備のお仕事と、コンビニの店員のバイトを掛け持ちでやっていたのでした。


 これで毎月10万円をAさんに渡すことができ、お付き合いを続けることができます。でもどうでしょう?こんな生活が果たしていつまでも続けることができるのでしょうか?


 yansonoさんは、本業の仕事が終わった後、毎夜10時から早朝4時まで仕事をしています。そして数時間後には普通にご出勤。本業は事務仕事なのに対して、バイトは肉体労働。疲労が徐々に溜まってきて当然です。


 お付き合いが始まってから数ヶ月はこんな状態も何とか続けることは可能でしょう。でも未来永劫続くわけが無い。ということでyansonoさんはついに身体を壊して精神的に鬱状態になってしまいました。


 もともと素の自分の生活スタイルで10万円稼ぐことが出来っこないyansonoさんが、Aさんとお付き合いしたいばっかりに、背伸びした自分、ムリした自分で生活していた訳だから、身体を壊すのも当然です。最初お付き合いを祝福してくれた友人知人も、見るに見かねて別れることを忠告してくれるようになります。yansonoさんも、告った当初のあの幸福感なんてどこへやら、なんでこんな目に合わなきゃいけないんだろう・・・?なんてすっかりブルーな状態になってしまったのです。


 これって、就活の際に、企業の採用スペックにハマるかどうか?がいかに大事か、を考える上で非常に示唆に富んでいるお話で、内定欲しさのあまり、自分を着飾って、演技して、その会社に入社してしまうと、入社後に後悔してしまう、ということと同じ流れです。


つづく。


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