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シリーズ 4  「志望動機はホントに重要なの?」 通過と決定

志望動機の考え方・書き方
2018-09-07

志望動機の考え方・書き方

新卒採用のフローと、各選考ステップの目的での分類。
(1) ES選考 → (2)集団面接・GD → (3)面接(数回) → (4)最終面接
(1)(2) ⇒ 学生を判断せず、無難な者を「通過」させる。 (3) ⇒ 会社によって「通過」の場合もあるし「決定」の場合もある。 (4) ⇒ 学生を判断して、最終的に合否を「決定」する。
 「通過」とは、なんだかよく判らないなあ・・・という学生も含めて次の選考にまわす、という意味です。ここでは内定の判断は一切なされず、ただ至って無難な学生を先に進めることが最大の目的です。このステップの面接官には、人の採用を決定する権限がありません。
 この時期ESが通った!とか一次面接受かった!とか言って一喜一憂する学生は多いです。本人たちのモチベーション維持のため、あまり突っ込みを入れることはしませんが、実はこの時点では、まだその学生の人物評価はなされていません。特にESは書き言葉の世界なので、人物評価ができる訳がない。真の人物評価がなされるのはまだ先のステップであって、ここの本当の意味は先延ばしってことなんですよね。
 学生の人物評価がなされるステップ、つまり合否を判断されるステップというのは(4)です。最後の最後、人事の決定権を持つ人、社長かもしれないし、人事担当役員かもしれないけど、とにかくそこでようやく「決定」です。
 この選考ステップの基本構造をまずはイメージしてください。学生はどのステップでも頭を悩ますことと思いますが、会社サイドからみると、ほとんどのステップは、学生の合否を判断しない「通過」であって、最後の最後にようやく学生の合否を判断する「決定」があるということを。
 就活を始める際に、自己PRと志望動機は重要だ!って、叫ばれていると思いますが、実は、この2つの重要性は、会社サイドからみると受け止め方が異なります。結論を言うと、自己PRは(1)から(4)まで全てにとって重要ですが、志望動機は(1)>(2)>(3)の順で重要性が低くなっていき、誤解を恐れず言うと、最後の(4)では、ほとんど重要視されません。また、(3)については、会社ごとによって位置づけが異なってきます。
 あくまで一般的な話ですが、選考が進んでいくと、最終面接に近づくにつれて、志望動機は聞かれない傾向になります。最終面接は社長とか役員との面接なので、さぞや厳しい突っ込みがくるんだろうなあ・・・なんてビビッていたけど、いざ面接になって社長と話してみると、世間話や会社の内情の話で拍子抜け・・・なんてことがよくあります。
 今は3月。この時期は、最終面接まで行きました!っていう学生はまだまだ少ないでしょうけど、先輩とかに聞くと、結構そういう人っていると思いますよ。最終面接では社長がアツく語ったり、趣味とかの話になって、笑顔で一番リラックスできた、って人がね。
 最後の人物評価を「決定」するステップで、志望動機が聞かれないことがある・・・これだけみても、志望動機は、合否にはそれほど重きを置かれていないという証です。
 逆に(1)のESや(2)の集団面接、そして(3)の個人面接の一次くらいのステップでは、杓子定規的に志望動機を聞かれることが多いものです。つまり「通過」が目的のステップでは、志望動機は頻繁に登場するということになります。
これは一体どうしてでしょうか?

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