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シリーズ 12  「志望動機はホントに重要なの?」 志望動機を考える手順

志望動機の考え方・書き方
2016-07-04

志望動機の考え方・書き方

突然ですが、自己分析や自己PRと志望動機の決定的な違いってなんでしょう?
 「ESシリーズ1」 の中で書いたことがあるんですが、就活というのは、エントリーシート提出する以前とそれ以降で、自分主体のものから会社主体のものに切り替わります。つまりESを作成するまでの、自分史を掘り起こしたり、会社研究をしたり、やりたい仕事は何なのか?って思いを馳せ巡らせるのは、あくまで自分のペースで考えることばかり。
 でも、ESが通過すると、今度は会社サイドがそのESを見て、色々聞いてくる訳です。会社に聞かれたことに学生が回答する。これはまさしく会社主体です。
 そういった切り替わりはあるんですが、でも自己分析や自己PRは、あくまで自分のことをベースとして考えていきます。素の自分は超えられない訳だし、そこを無理やり会社に合わせる必要はない。でも志望動機は、会社のことをベースに考えていかなければならない。
 これって至難の業です。何故ならば、会社ベースで考えるには、あまりにも会社の内側の情報がなさ過ぎるからです。学生から見えるのは表側の情報のみで、消費者視点です。
 だからという訳ではないんだけど、有名企業や大企業は、ハッキリ言って、ブランドイメージからエントリーしている割合の方が高い。特に就活をはじめてすぐの頃、つまり今の時期には、大手有名企業しか目が行かない。会社の中身に興味があるんじゃなく、表面のブランドに憧れや興味があるだけなんです。
 良い悪いは別問題として、これは多くの学生の至って普通の姿です。会社の中まで見ることができない以上、憧れや興味の高低によって、エントリーする企業を絞っていくのは仕方ないことです。
 会社の中まで見えないと言っても、それでも志望動機は書かないといけない。それでは、志望動機はどのような手順で詰めていけばいいんでしょうか?
 志望動機を考えていくに当たっては、まず大きく分けて2つの斬り口を頭に入れておいてください。それは、

①その会社の取扱商品情報
②その会社の理念・採用スペック

 そしてそれに続くものとして

③自分自身の就活動機

 本シリーズ内で、今まで書いてきたように、志望動機というのは、合否の「決定」に使われるのではなく、「通過」させる正当な理由として使われることが多いもの。会社の上の方のお偉いさんではなく、下っ端のサラリーマンたちを納得させるためのものです。だからこそ、それ相応な熱意が重要であると書いたわけです。
 下っ端のサラリーマンは、普段上司に気を使ったり叱咤されたりしている反動、というわけでもないんだけど、明らかに自分より立場が下の学生には、安心して大きな顔が出来ます。そしてもちろん、その会社の知識も内側の情報も学生よりは把握しているわけです。そして自分たちがそうであるように、会社員になると、叱咤されたりストレスが溜まったりという場面が多くなることも知っています。
 だから、中途半端な会社知識をベースに、志望動機を書いたり言ったりすると、サラリーマンたちは、「まだまだ青いな、判ってないな」って思うんです。こうなると、会社の知識や内側の事情を知っているだけに、学生に突っ込みを入れたくなります。実は、これが圧迫面接の源流になるんだけどね。
つづくーー。

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