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シリーズ 4 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 学生の盲点

会社の見方・選び方
2018-04-07

就活版シンデレラコンプレックスに陥っている学生は、結構います。でもそれは必ず通る道なんだけどね。しかも決まって20歳前後に陥ります。
誰でも必ず陥って、しかも陥る時期が同じ年代だから、友達同士お互い陥っていると気付かない。だから就活が始まる時期に、なぜ働くのか?っていうことを仲間と議論すると、先を見越してしまい肝心の足元が見えなくなる。足元とは、玉の輿に乗る前の、目先の大きな現実における努力とか苦労とか忍耐です。
もちろん、学生はまだ社会に出て働いたことがないので、大きな現実の努力とか苦労とか忍耐っていう側面は、絶対に判りません。判らないからこそ、玉の輿を夢見る訳です。
玉の輿とは、社会に出て社会貢献が出来たり、自らの存在意義を見出すことだし、周りから認められ、一目置かれ、自分の企画で仕事ができる立場になること。学生や若者は、常にここをイメージしています。
でもその立場になるのは、数年の修行期間を頑張って以降です。入社時点からみれば、次のステップとなります。それまでは社会貢献や存在意義どころか、自分の仕事に自信を持てなくなってしまうことばかりです。
こういった自信喪失感は、子供の頃から憧れる業界、学校で専門の勉強をしている業界、個人的に接して興味を持った業界、テレビや雑誌で心の琴線に触れた業界・・・などに幸運にも内定をもらい、無事入社できたとしても必ず生じます。
なまじ、自分の興味の矛先が向いていた業界であればなお更、この喪失感はデカイものがあります。ではなぜ、興味あった業界や憧れていた業界に飛び込むことが出来ても、自信喪失感が生じてしまうのでしょうか?
それは、就活を行っていた時に、まず自分の前に立ちはだかる大きな現実が盲点になっていたからです。実際には、目の前にドーーーンと立ちはだかっていたのに、気がつかない。
自分を含めた周りのみんながシンデレラコンプレックスに陥っているので、「おい、お前の目の前には大きな壁があるぞ」って、お互いがお互いを指摘できない状態。だから視えるはずがない。じゃあ結局、盲点のままなんじゃないか!って感じるかもしれません。
確かに、盲点のままです。でも何となく目の前に壁がありそうだなあ・・・ということをイメージすることは出来ます。この壁がイメージできるか否か?で自信喪失をした時でも、自分の気持ちの持って行き場ができることになるんです。
この壁をイメージするために必要なもの・・・これこそが「働く動機」 なんです。
理想主義でプライドが高い学生にとって、ぶっちゃけベース・本音ベースの「働く動機」は、口に出すとバカにされるんじゃないか?軽蔑されるんじゃないか?なんて考えてしまい、なかなかジックリ考えることが出来ないものです。人によっては嫌悪感さえ抱くかもしれません。
でも、ぶっちゃけベース・本音ベースの想いは、決してバカには出来ないし、軽蔑の対象でもありません。むしろ非常に重要です。新卒・転職問わず、絶対に一度は真面目に考えた方がよいと僕は考えているし、実際に相談に乗る学生には必ず言いますね。

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