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シリーズ 8 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 生活視点の重要性

会社の見方・選び方
2018-04-13

会社の見方・選び方

前回は、「生活視点」という話に触れました。それでは「生活視点」とは具体的にはどういうことでしょうか?
僕の言う「生活視点」というのは、大きく分けると2つの視点があります。それは、
①経済的な視点 ②労務的な視点
の2つです。しつこいようですが、学生時代のような就職する前の段階では、「就活=非日常」の世界です。だから、知名度があって大きい会社に内定をもらえたら非常に嬉しいし、満足いく就活だったなあ・・・って感慨にふけるはずです。でも就職して会社で働き出した後は、「生活=日常」の世界。知名度があって大きい会社でも、不満やストレスが溜まることって、現実にはあり得ます。
もうちょっと具体的に書きましょう。例えば、「おもちゃや絵本のようなアミューズメントな世界が好き」という学生が、実際に玩具や絵本を製作・制作して販売している会社にエントリーしたとします。自分の嗜好と興味にマッチする事業を行っている会社なので、方向性としては問題ありません。
でも、この会社ではお給料がメチャメチャ低いとしたらどうでしょう?極論ですが、例えば家賃7万円の部屋で一人暮らしをしている人が、手取り7万円の会社に入っても、生活を維持することができませんよね。これが①の経済的視点です。いくら事業に興味ある会社でも、そこで仕事して生活できなければ、意味がありません。
この時に考えるべき方向性は2つあって、一つは7万円のお部屋が高すぎるから、もっと安いところに引っ越して、何とか生計を維持していくというもの。そしてもう一つは、今のお部屋は自分の快適ライフを保つのに必要だから、もっとお給料のいい会社を受けるというものです。
「自分の興味ある事業をやっている会社」を選ぶか、「自分のライフスタイル維持」を選ぶか、という選択。これが前回書いた、『今の輝きにこだわるか?もしくは将来別の輝き方を見出すか?っていう価値観のバランス』っていう見解に通じます。
どっちが良いとか悪いとかっていう問題ではないんです。要は自分にどっちがマッチしているかどうか?っていうことです。命題自体は簡単なんです。簡単だけど生活を維持していくためには重要な命題。
でもほとんどの学生や若者は、難しいと考えてしまいます。そしてほとんどの人が、前者である「自分の興味ある事業をやっている会社」の方を選択してしまいます。もちろん前者を選んでも問題ない人もたくさんいます。でもそれ以上に、本当は後者「自分のライフスタイル維持」タイプなのに、無理やり前者だと思い込もうとしている人もたくさんいます。これでは生活の維持は出来ません。
後者の方は、「働く動機」を就活時に真面目に考えていれば、普通にアタマに浮かぶ事項です。普通にアタマに浮かべば、後者を選ぶことによって、自分のスタイルにマッチした仕事ができ、楽しい会社だと思えるかもしれませんよね。
就活の真のゴールは、入社した会社でキラキラとイキイキして働くことです。それを実現するために最も重要な要素が、「働く動機」である、ということなんですね。
つづく。

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