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シリーズ 9 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 労務環境を入社前に見分ける

会社の見方・選び方
2018-04-14

会社の見方・選び方

「生活視点」のうち、今日は、
②労務的な視点
です。実は、自分の「働く動機」 と、①の『経済的な視点』が上手くマッチングしても、それだけでは自分らしい生活スタイルは維持できません。そこに労務的視点、つまり働く環境というものを加味していく必要があります。
社会に出て一度も働いたことがない学生や若者が、会社の働く環境なんて判るはずがないじゃないか!・・・って思うでしょうけど、まあそれは確かにその通りです。特に人間関係ね。会社に限らず、現代社会で人間関係というストレスの源泉は、ハッキリ言ってバクチ的要素が強いものがあります。アルバイト先でも人間関係で悩んだりするでしょう?会社も自分にとっていい会社で、周りの仲間や同僚連中は、本当にいい人ばっかりなんだけど、たまたま不幸にして直属の上司が最悪な人だった・・・っていうことは、実は結構あります。
こういうことはもちろん入ってみないと絶対に判りません。だからそれは仕方ない。でも入社前であっても、事前調査によってある程度イメージできる働く環境というものは存在します。
例えば、休日のカタチ、残業の有無、福利厚生の成熟度、転勤の有無、男女比、年齢層などなどです。
こういった事項は、ぶっちゃけベースの「働く動機」に最も近いものですよね?だからこそ真面目に調べる必要があるのかな?って思います。
おもちゃや絵本のようなアミューズメントな世界が好き」な学生は、玩具や絵本の会社に入りたいと切望するんだけど、でもいきなりシンデレラにはなれません。最初は、意地悪な母や姉のような、地味で泥臭い仕事が待ち構えています。それに耐えて頑張って努力しないと、魔法使いのおばあさんはやって来てはくれないわけです。
しかし、地味で泥臭い仕事を頑張って続けるんだけど、退社時間が無制限でもいいか?休日出勤当たり前でもいいか?っていう点はどうでしょうか?時間は犠牲にできる!いやできない!・・・と、どっちが良い悪いではないんだけど、要は前回も書いたように、自分なりのバランスの問題になってきます。魔法使いのおばあさんが来てくれるのを待つ間に心の拠りどころになる要素ですね。
ところで、入社前の働く環境をイメージするための方法は、実は他の意外なところにも存在します。それは面接なんです。面接での質問内容や面接官の態度やキャラによって、自分の働く動機に近いか遠いか?がイメージできることがあります。
それはどういう時か?っていうと、短所や弱みを聞かれた時なんです。面接というのは会話であり、会話というのはその時の流れなので、面接官が初めから意図して短所や弱みを聞いてくるということはありません。志望動機シリーズ でいうところの、「通過」を担当する部下のサラリーマンであれば、あらかじめ質問を想定して置くこともあるでしょうが、「決定」を担当する上司は、そういう質問の仕方はしません。あくまでも状況判断です。
短所や弱みを聞かれることは、自分の働く動機や生活スタイルにマッチするかどうかを見極める絶好のチャンスなんだけど、でも多くの学生や若者は、この手の質問が苦手です。
何故かというと、短所や弱みは、面接では言ってはいけない!タブーだ!面接官が引っ掛けようとしている!・・・などという情報たちに頭でっかちになっているからです。
こうなると、「働く動機」どころじゃなくなる、ということになります。
続きます。

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