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シリーズ 12 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 内定後の悲劇

会社の見方・選び方
2018-04-17

会社の見方・選び方

Bさんの4月以降の「生活」は満足がいくものとなるかどうか?という問題の回答ですが、残念ながら満足いくものにはなり得ません。それどころか、早々にストレスを感じ、早期に退職してしまう危険性を孕んでいます。
憧れの業界の会社に入社して、社長さんにも期待されているのにも係わらず、どうしてストレスを感じたり、早期退職してしまう危険性があるのでしょうか?
それは、大学卒業後の4月以降の社会人生活は、学生時代と違って、会社に行って仕事をすることが本業になるからです。内定をもらうことがゴールで、会社の人と面接をしたり会社に出向いたりするといった、非日常の「就活」から、毎日通勤してそこで仕事をするといった、日常の「生活」に切り替わるわけです。
こうなると同じ会社であっても、自分の中で見え方がガラッと変わってきます。怖いくらいに変わりますよ(笑)。
どう変わるか?というと、こんな感じです。
Bさんは入社後、ある部署に配属になりました。自分の机もあります。さあやるぞ!と意気揚々と出社して、机の上を見ると、なんと、大量のツブ餡が机の上にデーーンと乗っています。
社長の最終面接で、「ウチの会社の求める人物像は、ツブ餡を食べられる人」ということが言われていましたが、その意味がようやく判ったわけです。山のように積まれたツブ餡を、Bさんは連日ヒーヒー言いながら食べています。他の同期の連中は、ツブ餡は平気なので、就業時間内に食べ終わって、また明日!おつかれ様でーす!なんて言いながら、ほぼ定時に退社していきます。
同期連中が定時で退社していくのを横目で見ながら、Bさんはツブ餡と格闘しています。食べ終わらないと仕事は完了しないので、Bさんは連日連夜、残業して泣きながら食べます。そして夜遅くに何とか食べ終わり、お疲れ様でした・・・って退社しても、次の日の朝、出社すると、またデーーンとツブ餡が机に乗っかってるわけです。そしてBさんは、またまた今日も残業・・・。
この生活がしばらく続くと、Bさんは仕事に対しストレスだけを感じ、いつまで経っても楽しさを見出せることはないと思います。しかも甘いものたくさん食べるとお肌に悪いしね(笑)。だから身体も壊してしまう危険性も上がります。
あれほど玩具の会社に入りたいと思い、その念願叶って入社して、運よく希望通りの部署に配属になり、幸運にも人間関係に恵まれたとしても、ツブ餡が苦手なら、毎日の日常の生活では絶対に、そこだけが浮き彫りになります。
これくらい採用スペックにハマるかどうか?っていう要素は重要なんです。もちろん事前の企業研究では、採用スペックを十分に研究できない場合だってあります。学生であれば特にそうでしょう。でも面接の時に面接官が質問してくる事項には、採用スペックのヒントが隠されていることがあります。その採用スペックに関する質問に正直に回答することが、自分の「働く動機」にマッチするかどうかを見極めるキーになるんですよね。
・・・あ、今更ながらですが、ツブ餡が食べられるか苦手か?なんて聞いてくる会社なんて当然ながら無いです(笑)。これは、短所を正直に回答しないと、日常の「生活」で苦悩ばかり背負い込むことになってしまうということになり、最後は退職・・・という流れになる場合のイメージとして捉えてください。
つづく。

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