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シリーズ 13 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 素直に答える

会社の見方・選び方
2018-04-18

会社の見方・選び方

それでは、「生活視点」のうち、『②労務的な視点』を加味し、入社以降の「生活」を前向きに進むためにはどうすればいいのでしょうか?
簡単です。面接官の質問には至って素直に回答するということです。つまり短所っぽいことを聞かれても、素直に回答するということですね。
面接は、というより就活は、初めから終わりまで全てが一本の線でつながっています。ESも集団面接も個人面接も。さらに言うと、ESの全ての質問も、集団や個人面接の全ての質問もそうだし、見た目と第一印象の自己PRだってそうです。どれかが単独で評価されて合否が決まるということはありません。全ては総合評価。
だから短所っぽいことを聞かれて、自分の弱みを素直に回答したからといって、それだけで落ちるってことはないんです。スイカに塩をかけると甘みが増すように、短所や弱みの質問に対して素直に回答することで、それまでの質疑応答で回答したことに深みが増すということは十分考えられることです。
今回のBさんの場合に戻ると、社長さんから、「ところでツブ餡は食べられますか?」って質問されたら、中途半端にウソはつかないで、
「いえ、正直言って、甘いものもお饅頭も大好きなんですが、私の場合、シロ餡しか食べられないんです。」
って答えるべきだということですね。これによって、非日常である「就活」の場では、求める人物像にマッチしないということで、落とされるかもしれませんよね。でもそれならそれで全く構わない。だって、変に受かってしまうと、日常である「生活」で苦しむことになる・・・というのは今まで書いてきたとおりだからです。
それじゃあ、やっぱり短所や弱みを素直に回答すれば、ヤバいんじゃないか?って思うかもしれません。でも大丈夫。短所や弱みを、スイカにかける塩のようにするには、
「確かに私は、シロ餡しか今のところ食べることはできません。ですので、仮に御社の求める人物像に、【ツブ餡を食べられる学生】という項目があるなら、私の期待に応えられない可能性があります。しかし私は、シロ餡であれば、食べることができます。もしシロ餡を食べられることで、御社に活躍できる場があるならば、是非とも御社で挑戦したいと考えています。是非とも、シロ餡を食べられるBという視点で判断していただければと存じます。よろしくお願いします!」
って感じで回答にしていけば良いわけです。これはいわゆる、短所を長所にすり替えるというテクニックではありません。会社にとっては弱みと思えることであっても、自分にとっては活かしようによっては強みとして使えるんですよ、という立派な自己PRだから。
実際には、ここまで言い切ることは学生にとっては勇気のいることだし、出来ない相談かもしれません。でもせめて言い切ることは出来なくても、自分にとって不利なことを聞かれたら、その質問は覚えておいて、家に持ち帰って冷静な状態で考え直してみることを心掛けてください。
それによって、就活が生活に切り替わった時に、どういうことになるか?が何となくでもイメージできたら儲けモノだから。
つづく。

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