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シリーズ 16 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 玉の輿キーワード

会社の見方・選び方
2018-04-21

会社の見方・選び方

新卒の就活は、今この時期、先月くらいにエントリーした企業のESなんかの選考結果がボチボチ出始めた頃でしょう。ESの通過率が悪いなあって感じて凹んでいる人も多いでしょう。
まあこれは、ある意味仕方ないことなんです。この時期は学生の興味の矛先は、憧れの業界、華やかな業界に向けられ、しかも大手有名企業に目が向けられます。大手有名企業の新卒採用枠に対して、何十倍、何百倍もの学生がエントリーするわけだし、運不運も含めて、落ちる確率の方が高いわけです。
落ちた企業は、縁がなかったと思って前に進むしかないんですが、先の見えない就活で、ES選考という第一関門で出鼻をくじかれると、ショックも少なくないはず。でも、今は見えていない自分の将来の可能性はたくさんあるわけです。だからそういう時こそ、今まで視ていなかった業界や会社に視野を広げてみることが大切。
では、どうやって視野を広げて企業を選んでいけばいいのでしょうか?
まずは従来どおりに、憧れ企業や華やか企業ね。これは、これまでどおりガンガンエントリーしましょう。就活のモチベーションは、今の時点で志望度が高い企業を中心に受けていかないと、高いレベルで保てないから。落とされることが多い就活では、モチベーションの維持は非常に重要です。
そして同時に、今現在の自分としては、それほど惹かれないんだけど、「働く動機」 にマッチしそうな企業の説明会にも参加してみる。そしてエントリーしてみる。これは今の自分では、働いている姿が想像も出来ない業界や会社であればあるほど良いような気がします。
「就活」時点で魅力を感じている企業と、「生活」以降で自分らしく輝ける企業というのは、一致する場合も多いですが、違う場合も多い。この分岐を左右する要因は、持ち前の性格とキャラですね。
企業選びの際に、絶対にやってほしくないことは、シンデレラコンプレックス状態で選んでしまうことです。友達や就活仲間と話している中で出てくる、
「社会貢献!」 「社会における存在意義!」 「これからの自己実現!やりがい!」
などという、玉の輿キーワードですね。
ただし、誤解してほしくないのは、僕はこういった玉の輿キーワードは必要ないとは全く思っていません。むしろ必要だと思う。だけど、こういった玉の輿キーワードだけで、あたかも自分がそれらを求めているかのように、ご都合解釈して、企業を選んでいかないでもらいたいと思うんです。
玉の輿キーワードは、企業選びのファクターに入れておくべきではあるんだけど、実は最初に入社する会社で長続きするために必要なファクターが、ぶっちゃけベース・本音ベースの「働く動機」なんです。
どんなに子供の頃から憧れている企業であっても、華やかで社員がイキイキ活気あるように見える企業であっても、その会社に入社すると、現実の壁が待ち受けています。舞踏会に出てガラスの靴を履きたいけれど、その靴を履く前に、意地悪な母姉が手ぐすね引いて待ち構えているんです。
まずは母姉の攻撃に耐えなければなりません。ここを耐え抜いて努力していれば、きっと魔法使いのおばあさんがやってきてくれる、と判っていても、現実世界の毎日の母姉の攻撃は苦しく凹むものです。
つづく。

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