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シリーズ 17 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 母姉攻撃に耐えるために

会社の見方・選び方
2018-04-22

会社の見方・選び方

 ほとんどの就活生が視ている仕事観は、すでにガラスの靴を履いて王子様に見初められた状態のシンデレラであって、決して母姉に苦しめられている状態のシンデレラではありません。
 しかし、どんな会社に入っても、必ず待ち受けているのは、母と姉です。ここから逃げることはできないし、逃げて違う会社に転じても、そこにもまた違う母姉がいます(笑)。だから安易に逃げる訳にはいかないんです。一度逃げるクセを覚えると、次からもっと耐えられなくなるから。
 そんな母姉に耐え、壁を乗り越え、次のステージに進むために、心の拠りどころにするものが2つあります。一つは同期もしくは愚痴を言い合える仲間の存在です。飲んで愚痴ってガスを吐き出せる存在は不可欠。そしてもう一つが「働く動機」なんです。
 子供の頃から憧れている企業や華やかで社員がイキイキ活気あるように見える企業に入っても、憧れや活気だけで、現実を耐えることはなかなか厳しいものがある。もちろん憧れや活気それ自体が、壁を乗り越えるファクターになることもあります。これは自分の「働く動機」が、「憧れの○○企業に入って働きたい!」というものだったのでしょうね。そういう人以外で、壁を乗り越えるには、必ず違うファクターが存在しているものです。
 違うファクターとは・・・例えば、

「仕事はツマらなくて謝ってばっかりだけど、手取りもそんなに悪くないし、住宅手当もあるしなあ」
「週末はキッチリ休めるし、残業もそれほどないしなあ」
「今の会社は大手だし、自己顕示欲が強い自分のプライドを満足させる会社だからなあ」


 なんていうものです。あまり友達には言いにくいファクターでしょ(笑)?でも毎日の「生活」という日常には欠かせないものです。「生活」の世界に属するものって、「就活」中には軽く考えてしまいがちですが、意外とこういう本音ベースが毎日仕事を続けることができる基になっているケースって多いんです。
 就活中は、社会人の人たちがみんな輝いてみえると思いますが、実はみんな何らかの現実を背負って生きています。それは生活の世界の話なので、就活の世界にいるうちは見えないんだけどね。
 でもこういった「生活」の世界に属するファクターだって大切な事項。だから就活中には、「本シリーズ15」 で触れた、“違和感”というカタチで感じる訳です。
 ・・・と、ここまで書いておいて気になったので念のため。「本シリーズ1」 で書いたように、このシリーズ最大の目的でもあるんですが、こういったぶっちゃけベースの「働く動機」の話を掘り下げて書いているのは、せっかく入社した会社を安易に辞めてほしくないから、という理由に尽きます。「生活」面だけを重視した「働く動機」のみで企業を選んでしまうのは、若いのに向上心がない人間ってことになってしまうかもしれません。そうなってしまっては、これから成長できないし、それでは生きてる意味もないから。
 ですので、僕は学生特有の生意気で理想主義のファクターを否定しているわけでは決してありません。それどころか逆に肯定推進派です。僕が若い頃そうだったしね。これがあるからこそ成長できる訳です。
 こういったものは個人個人のバランスの問題です。ただ、理想主義のファクターだけで企業を選んでしまうと、現実の壁を乗り越え難くなるかも。だから色んな企業を視ましょうねっていうことが言いたいんです。
つづく。

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