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シリーズ 20 「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 玉の輿願望の危険性2

会社の見方・選び方
2018-04-25

会社の見方・選び方

前回のつづき。ここで問題になるのは、「女性や子供の支援をしている会社」で働くことになった場合、本当にどんな環境でも耐えて修行することができそうか?ということなんです。
前にも書きましたが、入社後の人間関係は、どうすることもできません。今の時点であれこれ考えても無駄であるということです。ということは、まずは、例え人間関係が多少難しくても、自分の憧れである『玉の輿願望』にマッチする会社であれば、乗り越えていけそうか?という点に注目します。
まあ何とかやれそうだと感じたら、今度は、多少お給料が安くてもやっていけそうか?残業が厳しくてもやっていけそうか?休みが土日祝日ではなく、平日のシフト制であってもやっていけそうか?ガツガツ型の仕事でもやっていけそうか?・・・なんてことを重ね合わせるわけです。これこそ「働く動機」ですね。
もし現時点で、なんとかクリアできそうな感じがするなら、『玉の輿願望』の方を優先させて企業を選んでいくのがベターでしょうね。
反対に、いやあ、やっぱり週末は休みがいいなあとか、コツコツ型のほうが性に合ってるかなあ?とか感じたら、今の時点で、『玉の輿願望』は自分の中で憧れ部分が徒に膨れ上がっている可能性があります。こういう場合は、『玉の輿願望』を優先して企業を選ぶのは危険です。そもそも休みはキッチリほしい人にサービス業はムリだしね。
この場合は、働く動機の『労務的視点』をベースにして、業界を変に絞らずに企業を選んでいく方がいいと思います。
『玉の輿願望』の実現は、今の時点で興味がない、正反対だなあ、と感じる企業に、ベターな回答がある場合が多いんです。中小企業でも構わないから、製造業の営業事務や生産事務も視野にいれて。業界問わず結構あるから。
多くの学生は、通信業界や金融業界の事務に目が奪われがちで、製造業界の事務は地味でよく判らないという理由で、あまり注目しない学生が多いんですが、働く動機にピッタリハマル会社が結構あるんですよ。
実は、働く動機の『労務的視点』をベースに企業を選ぶ場合、通信だろうが金融だろうが製造だろうが、あまり関係ないことって多々あります。それくらい学生や若者は、社会のことが視えていないという証になるんですけどね。
世の中、多くの企業が存在しますが、就活を行っている最中に見えている企業は、ごくわずか。働き出すと生活に変わるので、社会の現実も徐々に視えるようになってきます。働く前に、生活以降のことが判らないとはいえ、最初に縁あって入社した会社で出来るだけ長く働くためには、ぶっちゃけベース・本音ベースの「働く動機」を考えることが重要なんです。だってこれって、一番生活に近いからね。
若い時期は、理想や夢を食べて生きていける時期です。だから大いに野心も持ってほしいと思います。社会人以降の人生で、守るべきものがもっとも少ない時期で、何事も攻めていける貴重な時期です。攻めていけるということは、仕事に没頭できる時期なんです。
どんな仕事でも意地悪な母や姉は存在するし、日々の辛い現実もあります。でもそれを耐えていけるだけの要素が他にあれば、逃げることはなくなるからね。そこで頑張って日々努力していれば、必ず魔女のおばあさんが現れて、舞踏会に参加できるチャンスが出るので。
つづく。

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