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シリーズ 11  「やりたいことが見えない人へ」 安定志向は悪なのか?

やりたいことの探し方
2018-08-12

女子学生と話をしていると、よくある話。会社を選ぶときに、
  「潰れそうにない会社」
  「女性がたくさん働いている会社」
  「福利厚生がシッカリしている会社」

 などの要件を満たす会社がイイ!ってぶっちゃけ思うんだけど、これって安定志向で若者らしくないと捉えられて、面接の評価が下がってヤバイですかね?・・・って聞かれることがあります。
 こういう願望、というか「働く動機」を持っている若い人には多いと思います。しかし同時にこれらはネガティブなので面接では言わない方が良いとも、学生間では囁かれていますよね。
 こういった要件を頭に浮かべるのは健全だと思います。決してネガティブではないんですよ。でも安定志向ではあるでしょうね。でも安定志向は良くない考え方なんでしょうか?
 実はそんなことはありません。安定志向というのは、寄らば大樹の陰、のようなどちらかというと後ろ向きな印象ばかり先立ちますが、実は「前向きな安定志向」というものも存在します。そして実は、ほとんど全ての学生は、自分で気付いていないだけで、「前向きな安定志向」の方に含まれるんです。
 これは非常に重要な問題だし、ネットや口コミ情報に惑わされないためにも、本質を理解しておく必要があると思います。
 新卒、既卒問わず、そして最終学歴も関係なく、入社した会社では、例外なく修行期間があります。母姉の仕打ちに耐えて踏ん張って、魔法使いのおばあさんが現れてくれるだけの経験を積む時期のことね。→詳細は、「働く動機とシンデレラシリーズ」 参照。
 修行時代は、結構キツイものです。だからこそ、修行時代を乗り切るために、目先の仕事に全力を傾けないといけません。違う言い方をすれば、目先の仕事以外のことで悩みたくないわけです。
 修行時代を過ごしている時期の若者に対しては、会社サイドは戦力として全く考えていません。期待は大いにしていますよ。でも戦力としては使えないことを知っています。大きい会社になればなるほど、入社間近の若者に対する扱いなんてそんなもんです。
 でも何とかそういう環境の中で、目先の仕事を覚えて、仕事が出来る人間にならないといけない。上司や先輩、周りの人に自分の存在価値を上げて、認めてもらわないといけない・・・って思う訳です。これはアルバイトでも同じような経験をした人が多いんじゃないかな?バイト初日は、まったく右も左も判らず、憂鬱だったのに、いつの間にか古株になって、後輩バイトを仕切る立場になってた・・・みたいなね。
 何かとキツく憂鬱な修行時代を乗り切るべく、仕事が出来る人間になろうと、目先の仕事に全力を尽くして、自分の存在価値をあげるためには、労務環境としてはどういう状態であれば都合が良いでしょうか?
 つづく。

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