twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 18  「やりたいことが見えない人へ」 自分以外の人の仕事が見える

やりたいことの探し方
2018-08-20

やりたいことの探し方

 修行時代には、雑用も含めて自分の担当業務に全力で取り組み、周囲の人の信頼を買うことが重要で、周囲の信頼を買うには、仕事の進め方や段取り、周りとの調整の仕方を習得する必要がある・・・と書きました。そこは第一段階。
 仕事の段取りや、周りとの調整の仕方を自分なりに理解するというのは、実は学生時代でもある程度学習できる事項で、例えばゼミやサークル、アルバイトでも何でもいいんだけど、何人かの組織やコミュニティで、物事を作り上げたり、一つの目的に向かって進む過程で、いろいろ議論があったり、人間関係がギクシャクしたりする一方で、自分に与えられた任務や担当業務を、周りとの調整の中で進めていく、なんて経験はあるでしょ?
 会社に入ると、段取りや調整も学生時代よりそのレベルは上がりますが、やり方や本質は一緒です。ですので、ゼミやサークル、アルバイトなどの学生時代の経験は十分活きてくるし、自己PRにもなり得る訳です。
 さて、そうやって下っ端時代に、自分の担当業務や目先の業務にがむしゃらに取り組んでいくと、段々と仕事の本質が見えてきます。
 右も左も判らず、ただ目先のやるべきことに全力投球していた頃と異なり、自分の担当業務を取り巻く仕事全体の姿と、その中での自分の本当の役割が見えてくる。そうなると今度は、いい意味で気持ち的に守りに入ってくる時期に突入します。これを難しい言葉では、リスクマネージメントと言うこともできます。
 仕事全体のスキームが見えてくると、一つの仕事で他の担当者がやっている業務も見えてくる。そうすると頭の中で点だった仕事が1本の線になってつながります。今まではただ、営業から回ってきた情報を元に、フォーマットどおりに書類を作成して、経理部に出せば自分の仕事は終わったと思っていたけど、経理部ではあんなことやってるんだなあ。なるほど・・・みたいなね。
 そうなると次に、他部署がやっていることも理解したいと思うようになります。そうやって他部署がやっていることが判ってくると、目的意識や使命感も増してくる。そして、他部署の担当者がスムーズに仕事ができるようにするためには、自分としてはどういう風に業務を仕上げてバトンタッチすればいいのか?とかって、考え方に幅が出来ます。このステップまで達すると、「自分でもできること」の幅がグンと広がりますね。
 しかしいくら仕事が線でつながっても、この段階では自分で全部を仕切ることは出来ません。この段階で習得や理解が必要になってくるのは、
  『その業務に必要な資格、講義受講による自己啓発』
  『法律法令・会社の規程、業界の規制などの理解』

 ですね。これらを習得しよう!習得したい!と思えるようになれば、かなり「自分のやりたいこと」発見に近づいていますよ。
 つづく。

▲PAGE TOP