twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 17 面接における『本当の自分』と『ありのままの自分』 仕事モード

自分の出し方!
2016-09-27

自分の出し方!

それではやっと本題。面接では『ありのままの自分』を出した方が良いのか否か?ということがテーマです。
結論を言うと、『ありのままの自分』はできるだけ出さない方がいいんです。ここは『本当の自分』の出し方とは、180度見解が異なりますね。
このように、『本当の自分』と『ありのままの自分』というのは、言葉の意味だけ追うと、どちらも同じような感覚を抱きやすいですが、本質は似て非なるものです。
それではなぜ、『ありのままの自分』はできるだけ出さない方が良いのでしょうか?それは、採用面接というのは、あくまで仕事モード状態における『本当の自分』を見極めることが目的だからです。
ここでちょっと難しい話をしますが、会社というのは組織体です。組織というのは、従業員一人ひとりが部署という「箱」に属することで構成されます。「箱」を維持するためには、一人ひとりが「箱」のルールを理解し尊重して、ある意味では、自己犠牲の精神をベースにパフォーマンスを発揮していかないといけません。協調性といってもいいかな。いくら正論であっても、ルーツや秩序を無視して推し進めるわけにはいかないんです。それでは単なる暴走。暴走は、非難は大いにされますが、評価には決してつながりません。
あ、ちなみに、「箱」については、「部署シリーズ 会社組織」 (←リンク)で詳しく触れています。
自己犠牲とは、要するに仕事モードの自分ということ。「仕事だから当然やる」っていう精神ですね。例えば、本当は、細かいことが嫌いな性格なんだけど、仕事だから、忠実にこなすとか、暑い中スーツを着て出歩くのはウザいんだけど、仕事だから出るとか、人前で話すのは苦手なんだけど、仕事だから、緊張しつつもプレゼンするとかね。
これは、何も社会人じゃなくても学生生活の中でも普通にある出来事です。人は他人と交流することで生きていけます。他人と交流する際には、100%『ありのままの自分』であるはずはない。これも立派な仕事モードです。これを他の言葉で言うと、相手に気を遣うとか、相手を立てるとか、建前で話すとか、そういうふうに言いますよね。
だから、仮に面接官に、
「あなたは、細かい作業を長時間行うことはできますか?」
というニュアンスの質問をされた時に、どのように回答しなければいけないかというと、実に簡単で、
「はい、できます」
と笑顔でキッパリ回答すればいいんです。
大人の人間であれば、仮に本来、細かいことが苦手だとしても、それが作業である以上、やり方や手順を教われば出来ないことは絶対にないんです。ここでは、面接官ができますか?って聞いているんだから、難しいことはあれこれ考えず、面接官の目をシッカリ見て「できます!」って答えれば、それが仕事モードの『本当の自分』に他ならないんですよね。
『ありのままの自分』では、細かいことは苦手かもしれないけど、仕事モードになれば絶対に出来ます。普通は、作業ベースの仕事で、できないと思われたくないってプライドが先立つものだから。他ならぬ僕がそうなんだから、断言できます(笑)。
つづく。

▲PAGE TOP