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シリーズ 19 面接における『本当の自分』と『ありのままの自分』 エピローグ

自分の出し方!
2018-12-03

自分の出し方!

面接官に
「あなたは、細かい作業を長時間行うことは得意ですか?」
というニュアンスの質問をされた場合について。
前に、「会社の選び方 ~働く動機とシンデレラ~」 (←リンク)というシリーズモノを書いたことがあります。その「シリーズ13」 (←リンク)の中で例に挙げた、シロ餡が食べられるかどうか?という質問に対するやり取りで、シロ餡が苦手な学生の受け答えをここで再度、紹介します。

「確かに私は、シロ餡しか今のところ食べることはできません。ですので、仮に御社の求める人物像に、【ツブ餡を食べられる学生】という項目があるなら、私の期待に応えられない可能性があります。しかし私は、シロ餡であれば、食べることができます。もしシロ餡を食べられることで、御社に活躍できる場があるならば、是非とも御社で挑戦したいと考えています。是非とも、シロ餡を食べられるBという視点で判断していただければと存じます。よろしくお願いします!」

この学生の回答は、ツブ餡が食べられないという『ありのままの自分』を敢えて出しています。何故かというと、本当に食べられないからです。これは合コンのときの会話でも一緒で、いくら気に入った女の子がショッピング好きだと言っても、自分自身が根本的にショッピングが苦手なら、その旨それとなく伝えるべきです。なぜならば、首尾よくデートにこぎつけても、ショッピングばかりのデートコースなら、盛り上がりに欠けることになるのは間違いないからです。そうなると、最終的にラブラブカップルになることは難しいから。
しかし、ツブ餡にしても、ショッピングにしても、苦手だけど、食べることはできる、もしくは付き合うことはできる、という風に、我慢できるという範囲内なら、堂々と「食べられます!」「好きです!」って言い切れば良いんです。これがハッタリの範疇の回答ですね。
何度も言うようで恐縮ですが、組織体の中での行動、つまり仕事というのは、自己犠牲によって成立する場合が多いんです。場を円滑にするために、相手のオヤジギャグを笑ってあげるとかね。内心くだらねえ、と思ってもそれは顔にも出さないし口にもしない。だって仕事の目的は、相手のオヤジギャグの論評ではなく、話の合意にあるわけだから。
だからツブ餡だってショッピングだって、我慢できるなら、それはできると言い切るべきなんですよね。
『ありのままの自分』については、以上のように、出していいケースと出さない方が無難なケースが両方ある、ということを覚えておいてください。これは書き言葉にすると、非常に高度なテクニックを要する会話手法のように感じるかもしれないけど、やってみると意外と簡単だし、普段の自分がやっている行為です。要は自分の素を出せばいいんだからね。
本シリーズでは、自分の出し方ということに視点を置いて考えてきました。面接でどのように自分を表現すれば良いのか?という点に関しては、多くの学生や若い転職者の人が悩む事項なんです。その証拠に、毎年のように、ネットの掲示板に、この情報が書き込まれています。しかし、『本当の自分』と『ありのままの自分』をキチンと区別し、整理してみると、それほど悩む事項ではないということが判ると思います。
僕の持論で、過去にも何度も書いてきた内容ですが、以上、本シリーズ19回を内容を踏まえて、面接での受け答えのやり方としては、

笑顔でハッタリをかます!
自分の素を出し切る!

という結論に落ち着く訳ですね。どうか自信を持って進みましょう。

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