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サークル立ち上げやアルバイトリーダーなどの自己PRに潜む盲点  前編

面接
2019-04-09

面接

自己PRをテーマにした記事は、シリーズモノも含め、これまで多くを書いてきました。自己PRを作り上げるには、自己分析を行わないといけないのですが、自己分析で、いわゆる「自分の強み」「自分の長所」だけに意識を置いて考えていくと、自分の見方が非常に狭いものになってしまうだけでなく、逆に「自分の強み」「自分の長所」が炙り出されていない事態に陥ることがあります。
自分ではそれなりの自己PRだと思っているのに、実は全く体をなしてなかった、という感じですかね。
例えば、比較的アクティブな学生が用いる自己PRネタとして、
「サークルを新規に立ち上げた!」
「アルバイトに積極的に取り組んでリーダーになった!」

などがあります。自分が先頭に立って引っ張った、的なものですね。結構使ってる人、多くないですかね?自分の強みとしてアピールするには最適の材料に思えますもんね。
もちろん、これはこれで素晴らしいと思います。このような活動を自ら行ったことは尊敬に値します。僕なんか学生時代は自分の狭い世界に閉じこもり、新しい経験なんてしようとも思わなかったから、余計にスゴイと思う。
ただ、ホントに素晴らしいしスゴイのですが、そこだけをアピールしても、実績が立体的に伝わりません。ここが伝えることの難しさでもありますね。
よく就活マニュアル本なんかには、
「ただ、サークルを立ち上げたり、アルバイトのリーダーを任されたりしたことを言っても、あまり意味がない。それでは単なる発表であって、アピールではない。どうしてそのサークルを立ち上げたのか?どうしてそのアルバイトでリーダーに登りつめたのか?そういうことをアピールしないと自己PRではない」
などという見解が書かれていることがあります。そんなニュアンスの文章を読んだことある学生も多いでしょう。これはマニュアル本だけじゃなく、自己分析セミナーとかでも講師の先生が指摘する点ですね。だから聞いたことあるという学生も多いはず。
ここまでは、情報として巷に溢れかえっています。だからここまでは学生でもわかるんです。確かにサークル立ち上げや、アルバイトリーダーではアピールにならないなあ、ということはね。でも、じゃあ何をアピールすればいいのか?ということになると、とたんに行き詰まります。だってそこから先は、個人レベルの話だから、マニュアル本にも書いてないし、セミナーでも語ってくれないからです。
いや、批判を受けることを承知で書くと、マニュアル本の著者も、学生向けにセミナーを行なっている講師も、実は何をアピールすれば良いのかは?キチンと把握してないと僕は思うんです。学生に諭している張本人がよくわかってないのだから、就活初体験の学生がわかるわけがありません。最初の取っ掛かりで不安になるので、その先の就活そのものが不安だらけになって、負の流れになってしまうんですね。
自己PRというのは、高度なことを言う必要もないし、専門チックな知識も必要ありません。テクニックなんてものも、一切ないんです。だって自己PRコンテストとかで、全国の就活生のアピールを、特定の審査員がジャッジするわけではなく、この世にたくさんある会社の面接官が判断するものだからです。
とはいえ、確かに、単に立ち上げたことやリーダーになったことだけアピールしても、それは自己PRにはなり得ません。面接官が好意的にイメージして何を言いたいのか理解してくれたら、結果的に内定につながることはあるけど、厳密には自己PRではない。自分のありのままの人間性やキャラを立体的に伝えきれてないからです。じゃあ、具体的にそこからどのようなことをアピールしていけばいいのでしょうか?
つづく。

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