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シリーズ 1  「会社を辞めたくなった時に考えること」 はじめに

辞めたくなった時
2016-10-07

辞めたくなった時

最近の若いヤツは、根性がない、根気がない、ちょっとしたことにも耐え切れず簡単に辞めてしまう・・・これが、ここ数年で社会に出た20代前半から中盤の世代に対する、世間の一般的なイメージです。
今、学生をしている皆さんも、世間の見方としては、同様の部類に入る、と思われています。そんなことはない!自分はどんなにツラくても大丈夫!・・・って入社する前には思うかもしれないけど、こればっかりは入ってみなければ判らない。
別に僕が偉そうに、若い人たちに説教をしようと思っているわけではなく、確かに最近の子を見ていると、もうちょっと頑張っていれば展望が開けてくるのに、どうして目先のことだけで判断して辞めたいとか、転職活動を手伝ってほしいって言うのかなあ・・・と思ってしまうことも、ぶっちゃけあります。
でも今、そういう若者を批判する大人だって、自分たちが若い頃は、辞めようかどうしようか?って、考えたはずなんです。たまたま自分は踏ん張ってここまで来たけれども、周りの同世代の連中を見渡せば、結構、簡単に諦めて辞めていった人間もいるはず。だから、本当はそんな発言ができる権利もないはずなんだけどね。
少なくとも僕は、入社2年目くらいまでは、毎日常に辞めたいと思っていたし、毎朝電車に乗って、会社の最寄の駅に降り立つのが苦痛でなりませんでした。ひょっとしたらひどい時は、病んでたのかもしれません。20年前って今ほど、鬱とか心療内科へ通院とかって概念が社会的に認知されていなかったから。自覚症状がなかっただけで、実際に同じ部署にいた人から、「アイツは大丈夫か?そのうち来なくなるんじゃないか?」って、影ながら心配されていたみたいだし。
僕は勇気がなくて辞めませんでしたが、僕の同期の連中は、営業畑を中心に結構バタバタと辞めていってました。300人くらいいた同期も入社後1年経つと、半分くらいに減っていたのではないでしょうか?正確には判らないけど。
別に傷の舐めあいをしようと思って書いているのではなく、何が言いたいかというと、要は、いつの時代も同じなんです。続ける人もいれば辞めていく人もいるってこと。高度経済成長と終身雇用制に守られていた昭和のサラリーマン世代まで遡ると、どうだったのかは知らないけど、少なくとも終身雇用制が崩れた90年台初頭のバブル崩壊後に社会に出た世代からは、今と同様、入社しても辞めていく人が結構いたはずです。この現象は今に始まったことではないんです。もちろん、就職氷河期で就職したくてもできない人もたくさんいた時代でもありましたが。
今だって20数年前だって、入社後安易に辞めていく若いヤツラは後を絶たなかったにも係わらず、なぜ20数年前よりも今の世代の方が、叩かれてしまうのでしょうか?
色々理由はあるんだけど、そのうちの大きな理由の一つに、『情報の氾濫』が挙げられると僕は思っています。これはインターネットの爆発的普及に比例すると言っても過言ではないでしょうね。僕に置き換えると、昔無くて今あるものって、ネットとケータイだもんね。僕の時代にネットやケータイあれば出会いも広がったし、合コンとかも楽だったろうなあ・・・とそれが一番悔しい(笑)。
僕の時代は、情報というのは「縦」の情報しかありませんでした。でも今は「縦」情報に加えて、「横」情報も流されています。この「横」がくせ者で、これがあるから今の若者貧乏くじを引いてしまっているのではないかなと僕は考えています。
このシリーズでは、会社に入って辞めたくなった時、何を基準に辞める辞めない、の判断をした方がいいのか?ということに焦点を当てて探っていきたいと思います。それを詰めて行くと、デキル社会人になるには?ってことも見えてくるのはないか?と目論んでいますけど。
もちろん僕のブログなんで、僕の経験に基づく一つの意見ですけどね。このシリーズの中で、「縦」とか「横」っていうことの意味も説明しますが、それ以上に、僕自身の20代のキャリアを棚卸しするためにちょっと書いていきたいと思ってます。

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