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シリーズ 2  「会社を辞めたくなった時に考えること」 横情報とは?

辞めたくなった時
2016-10-09

辞めたくなった時

インターネットは自宅にいながらにして、誰でも必要な情報が取り出せる優れモノですが、今現在の自分にとっては、必要ない情報まで氾濫していて、それもくっついてくるので、両刃の剣とも言えます。
少なくとも就活や仕事において、もっとも厄介なのは、「横」の情報です。そして多くの場合、この「横」の情報は、インターネットから産み出されます。
「横」の情報とは何でしょう?それは、就活であれば、同じ会社を受けている学生の進捗状況や、合否結果であったり、仕事であれば、別の会社に行った同期入社連中の懐具合や、仕事環境のことです。
自分はまだ面接の結果が出てないのに、他の子はすでに通過の知らせが来たみたいだ・・・とか、自分は安月給で残業もヒドいのに、アイツは楽しそうに仕事してしかも俺より給料高いみたい・・・とかね。人と比べても仕方ないとは判っていても、それでも比べてしまうのは人の性(さが)です。
加えて、他人にとっては有意義な情報であっても、それが必ずしも自分にとっても有意義かどうかは判らないということなんですよね。例えば、ある学生が、この会社はベンチャーで入社後すぐに責任ある仕事を任せてもらえるし、給料も高いし、最高です!!・・・って言っていても、それはあくまで書いている人の価値観であって、自分にとっても最高かどうか?は一概には言えないということです。
もちろんお給料や、手当、福利厚生などの就業条件は、これから生活をしていく上で大変重要なんだけど、20代前半の修行時代には、それよりももっと大切な条件があったりします。でもその大切な条件って、表面上に現れてこないため、認識できないことが多いんです。それについてはシリーズ後半でジックリ書きますね。
僕が学生として就活をしている時代や、社会人として会社での修行期間を過ごした時代って、1990年代前半から中盤にかけてです。この時代には、インターネットは市民権を得ておらず、ケータイも出始めの頃だったので、この「横」の情報はそれほど充実していませんでした。他の会社の状況や、他人の想いなんて、それほど入手できなかったわけです。
入手できないということは、他人と比較が出来ないということ。だから修行時代に上司や先輩から、多少キツイこと言われたり、仕事でストレスを感じても、みんなこんなものなんだろうなあと自分で無理やり納得させることで、辞めずに続ける人が多かった・・・と、僕は思います。
少なくとも僕はそうでした。
辞めたい!って常々思っていても、会社の辞め方や辞めた後のことが想像できないので、辞めたくても辞められなかった・・・って感じかな。もちろん辞めなかった理由はこれだけではないんだけど、でもこういう理由で辞めるのを躊躇した人って、結構いたと思います。
ところで、「横」の情報で、もう一つ見逃せない事項があります。十数年前の若者に比べて、今の若者の方が、安易に転職を繰り返している、と見なされる大きな事項です。それってなんでしょう?
つづく。

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