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シリーズ 4  「会社を辞めたくなった時に考えること」 縦情報とは?

辞めたくなった時
2016-10-12

辞めたくなった時

「縦」の情報とは、その会社オンリーの情報のことです。内定をもらって将来入社する会社であり、仕事をしていてストレスを感じたり、憂鬱になったりする場を提供している、自分が在籍している会社の情報。
そしてこれは、自らが中にいて入手できる情報じゃないと意味がない。ブラック企業情報に代表される、ネットから得られる情報は、どんなに特定企業の情報であっても、それは「横」情報。つまり他人が流している情報であり、自分にとって有意義なのかどうか?は判らない情報です。
「縦」である会社の中から発信される情報の場合、仕事がイヤになったり、辞めたくなったりしている状態であれば、自分の気分ばかりに心を奪われ、スルーしがちなんですが、実はここをスルーしてしまうと、本質が見えてきません。
仕事に悩んだり、辞めたくなったり、ストレスを感じたりっていうのは、どんな会社に入っても修行時代には必ず起こります。絶対に入社後の数年間は、仕事で楽しさを感じる瞬間は少ないはずです。
よく、仕事は一日のうちの大半を費やし、しかも毎日のことだから、楽しくやったほうがいい!・・・なんて意見がありますよね?これは間違いじゃないけど、修行時代は無理。逆に修行時代に楽しさを味わおうなんて考えるから、目先の仕事がイヤになるわけです。
僕は今、仕事はぶっちゃけ非常に楽しいです。毎日いろんな発見もあるし刺激もある。でもそれは、社会人キャリア10数年経った、40歳の今だから思えることであり、20代中盤のころは、楽しさなんて全く感じませんでした。仕事に対する使命感や責任感はあったけど、楽しいなんて思ったことほとんどなかったなあ。
これは自転車乗りの練習と一緒。自転車に乗れる人は、自転車に乗れると楽しいよーーって言うけれど、乗れない自分にとって、自転車乗りの練習は苦痛とストレス以外の何物でもない。まっすぐ進めないし、転んで怪我するし、乗れない自分が情けないし恥ずかしいし・・・ってね。
このように、自転車にスイスイ乗れるようになって楽しいなあ、と感じる段階になるまでの道のりは、苦しいんですよね。仕事も基本はこれと一緒です。
自転車に乗れない時期に、いくら自転車に乗れることの楽しさや爽快さを訴えられても、全然イメージできません。むしろそんな楽しさや爽快さを味わわなくてもいいから、もう練習を投げ出したい、逃げて自分の部屋でゲームしたい、とかって思います。ここでいう楽しさや爽快さが「縦」の情報というわけ。逆に、自転車の練習をすると必ず怪我をするぞーーとか、俺は練習中に骨折したんだ・・・とか、別に自転車に乗れても楽しくねーぞ、とかっていう話の方が、今の自分にはよっぽど臨場感があってイメージしやすい。これが「横」の情報ですね。
練習はキツイかもしれないけど、怪我したり骨折したりするかどうか?なんて自分に該当するか判らないですよね?にも係わらず、こっちの方が正しく感じちゃうんです。だって、どうせ自転車には乗れっこない・・・って気持ちはすでにネガティブになっているんだから、その状態でいくら将来はハッピー!って言っても判らないわけです。
以上のように、仕事の修行時代や、周りが見えてない時期は、「縦」の情報を否定したりスルーしがちで、「横」の情報に信憑性を見出してしまいます。でもやはり、どっちが正しいか?というより、どっちが将来の自分にとって有意義か?という点では、大切なのは「横」よりも「縦」なんですよね。
それでは抽象論はこれくらいにして、ちょっとこれから事例を挙げつつ、何を基準に辞める辞めないの判断をすべきか?僕はどのように判断してきたか?ということを書いていきたいと思います。
つづく。

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