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シリーズ 7  「会社を辞めたくなった時に考えること」 辞めたい第一波

辞めたくなった時
2016-10-15

辞めたくなった時

仕事の基礎力とはなんでしょう?いろいろ考え方があると思うんですが、実は、これに関しては、以前書いた「やりたいことが見えない人へ」 というシリーズで書いたことがあるんです。それは「シリーズ17 雑用と処世術」 で書いた
「全力で自分の担当業務を極める」
というものですね。これは言い換えれば、「ルーチンワークやマニュアルに則った自分の担当業務を当たり前にこなせること」とも言えます。そしてこれに付随して、
『仕事を進めていく上での進め方や段取り、周りとの調整の仕方、誰に話を持っていけばスムーズに事が運ぶか?などの処世術を習得する』
という点も挙げられます。これは第一段階としては、あくまでも社内で、ということです。修行時代には社外に自分を売り込む必要は必ずしもなくて、まずは社内においての足元固めを行わないといけません。
社内においての足元固めをするには、「当たり前のことって?」 という記事でも書いたんですが、
『電話に出る。ゴミが落ちていたら拾う。外部の方には笑顔で接する。コピー用紙がなくなってたら補給する。FAXがきたら担当者に渡す。』
などの、誰の担当でもないような雑用的な仕事に積極的に気づけること、そしてそれが当たり前のように出来ること、といった事項などがあります。
他人に認めてもらうという事項は、短期間で出来るものではありません。特に若い時期の人にとってはね。「ルーチンワークやマニュアルに則った自分の担当業務を当たり前にこなせる」という使命に関して、自分自身で認めることは出来ても、他人がそれを認めてくれるまでには、多少の期間がかかります。この認識の差が危険信号。
この“多少の期間”というのは、会社や人によって様々なんだけど、でも少なくとも言えるのは、辞めたいなあ・・・という心境の第一波が来るのは、この“多少の期間”中ですね。ほぼ100%。
自分ではある程度出来るようになった、と感じていても、周りの上司や先輩はそう感じてはくれません。どうして認めてくれないんだ、という意識にプラスして、必ず表面化するのが人間関係です。僕も修行時代の上司は嫌いだったという話はしましたが、指導して教える方の立場の人間とは、そりが合わないことって意外とどこの会社でも起こり得ますね。
こっちは頑張っているのに、上司は認めてくれない。しかも苦手な人。そしてこんなルーチンワークをずっとやり続けるのか?という過信。加えて残業も多いし、給料も低い(と自分では思っている)。第一波は、このような事項が重なった時に、襲ってくるものなんです。
でも、ここは絶対に辞めてはいけない場面です。修行時代の目的は「自分の担当業務を極め、足元を固める」というものである以上、会社を変えても待っているのは同じ環境です。だからそこでも同じような第一波が襲ってきます。そうしてまた同じように辞めてしまう危険性が上がる。すると、「安易に逃げ出す奴」というレッテルを貼られてしまいます。
つづく。

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