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シリーズ 9  「会社を辞めたくなった時に考えること」 修行時代の目標とは

辞めたくなった時
2016-10-18

辞めたくなった時

ちょっと前になりますが、 ある転職系サイトの中で、退職理由のホンネランキングというアンケート記事が掲載されていました。それによると、

1位  上司との人間関係 66人
2位  給与が不満足  44人
3位  仕事に変化がない、おもしろくない 40人
4位  会社の経営方針・経営状況の変化 38人
4位  キャリアアップしたい 38人
6位  労働時間や環境に不満 32人

という結果。まあ退職経験者の400人というサンプル数で、サンプルの年齢や性別等もわからないのですが、ランキングは別にして、だいたい本音ベースの退職理由となると、どこのアンケートでもこんな項目が挙がってくるでしょうね。
こういった退職理由は、サラリーマンをやっている限り、どんな人間でも必ず抱く事項です。仕事が、人と人とが余所行きモードの触れ合いで成り立っており、且つそこに上下関係が存在する以上、これは仕方ないんです。
でも、ここまで書いてきたように、修行時代であれば、これら【退職理由】と【自分の将来】と天秤にかければ、絶対に耐えて残った方がいいという結論になります。あくまで一般論ですが、修行時代20代前半から中盤であり、その多くは独身です。そしてこの時期は社会人以降の人生で、守るべきものがもっとも少ない貴重な時期なんです。ここに挙がっている退職理由が元で転職しても、次の会社で必ず同じことを考えます。人間とはそういうもんです。
修行時代にまず到達すべきゴールは、「自分の担当業務を極める」ことです。加えて、前に紹介した「こちら」 の記事にも書いてありましたが、「人が介入しないと成立しない業務」を極めておくべきですね。僕のブログでは、これを「処世術を習得する」ことと表現しましたが、本質は同じ。これらはどんな職種にも通じるポイントです。
若い時期のキャリアアップとは、まずこのゴールに到達することが必要なんです。ここを軸において、あらためて自分の見つめ直してみることが大切。これはこれから社会人になる学生にも同じことが言えます。
1年足らずの短期間の業務経験であれば、自分では極めたつもりでも、他人はそれを評価してくれません。うまく転職できたとしても、それは今の実績を認めてもらったわけではなく、話し方や接し方、そして面接官との相性の良さも含めた、ポテンシャル採用です。要は、今のスキルではそれほど戦力にはならないけど、まあ期待してるよ・・・っていう採用ですね。逆に言うと、ポテンシャル採用は、厳しい言い方をすれば、ゼロからのスタートということになります。今までの経験はチャラになるということ。新卒であればともかく、中途の転職であれば非常にもったいない話。
ましてや、その転職先で、同じような不満を抱き、また退職してしまったら・・・今度は、何も期待出来ない人に成り下がってしまいます。
世間でよく、最初の会社では3年、そして転職は3社までが限界とか言われる本質は、こういうことなんですね。
20代前半から中盤(僕のような院卒の人間であれば20代後半)までは、以上のような価値基準で仕事に取り組みましょう。それが30代の自分につながるキャリアプランだと、僕の経験上考えています。
上記の退職理由で、会社を辞めたいと思っている人へ・・・「自分の担当業務を極める」・「人が介入しないと成立しない業務をやる」・「処世術を習得する」。この3つの事項を自分軸に置いて、自分の将来と天秤にかけて慎重に判断してください。ほとんどの人は、辞めてから後悔することのほうが圧倒的に多いはずですよ。
つづく。

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