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シリーズ 13  「会社を辞めたくなった時に考えること」 多少の時間"の意味

辞めたくなった時
2016-10-24

辞めたくなった時

本シリーズの中で言いたいことは全て書いたんですが、ちょっとここからは視点を変えて数回。今回のシリーズでは、「シリーズ7」 に書いたことが一番重要なのかな?って、個人的に思っています。
特にここね。

他人に認めてもらうという事項は、短期間で出来るものではありません。特に若い時期の人にとってはね。「ルーチンワークやマニュアルに則った自分の担当業務を当たり前にこなせる」という使命に関して、自分自身で認めることは出来ても、他人がそれを認めてくれるまでには、多少の期間がかかります。この認識の差が危険信号。

ルーチンワークやマニュアルに則った業務というのは、最初は不安ばかり先走って緊張しまくりなんだけど、時間の経過とともに、徐々に業務に慣れていきます。慣れてくるというのは、手順を覚え、はじめから業務の終わりが見えると言うことです。こうなると不安はなくなってくるけど、緊張感もなくなっていきます。良し悪しは別にしてね。
ルーチンワークやマニュアルに則った業務っていうのは、誤解を怖れずに言うと、頭を使わなくてもできる仕事なんです。だって、すでに誰かが作り上げた仕事であり、それは完成されているので、それを真似すればいいんだから。
もちろんルーチンワークだってマニュアルに則った業務だって、頭を使う場面はあるんだけど、でも作業的要素が圧倒的に強いものです。だから実は、慣れるまでにはそれほど時間がかからないんです。毎日その仕事やってるんだし、それは当たり前と言えば当たり前。
よって自分的には数ヶ月で、もうこの仕事は目をつぶってもできるよ、って思うようになります。でも上司や先輩のような社内の他人は、そんなふうに見てはくれません。まだまだ心許ないと感じている。ここを“多少の時間”と表現してるんだけど、じゃあこの認識の差は、なぜ生まれるんでしょうか?
実は、上司や先輩が考えているルーチンワークの習得というのは、将来の部下や後輩に、自分がやっている通りそのままのカタチで落としこんでいけるかどうか?という点を重視しているんです。
自分が新入社員の頃を思い出してください。今学生の人は、アルバイトでもサークルでもゼミでも、何でもいいので、とにかく自分は入りたての頃に、先輩から仕事ややり方を教わったときのことをイメージしてみてください。
最初ってどうでしたか?何も判らないまま、仕事ややり方を教わった時の心境は?大まかにいって2つに分けられると思います。
1つは、教えてくれた上司もしくは先輩が優しくて教え上手で、比較的スムーズに覚えていけたっていうケースね。いざ一人でやってみろと言われても、なかなか先輩のようには上手くできないんだけど、でも仕事自体はスムーズに覚えられたっていうケース。
そして2つ目は、教えてくれてる先輩が最悪で、ぶっきらぼうだし、教え方も適当で、不安が抜けきれない、っていうケースね。当然にして一人でなんか出来るわけがない。でも先輩にイチイチ聞くのも気が引けるし、で、いつまでたっても仕事が覚えられない、っていうケース。
もちろん、自分自身にも要領が悪いとか、不器用とか、いろんな問題があるとは思います。でも、同じルーチンワークを覚える初期段階でも、教える人によってスムーズに離陸できるかどうか?って結構大きい要素ですよね?
ルーチンワークの習得というところに視点を置いた場合、前者に該当する先輩と、後者に該当する先輩、どちらが本当に習得しているかと言えば・・・当然、前者です。
つづく。

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