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シリーズ 15  「会社を辞めたくなった時に考えること」 まとめ

辞めたくなった時
2016-10-26

「合法的ルール違反」 ・・・これこそ、真の市場価値。
前回、教科書どおりの進め方と書きましたが、例え、ルーチンワークやマニュアルが完璧に出来上がってる業務であっても、全てが判で押したような手順になることってほとんどないし、杓子定規にはいきません。会社には上下関係があるので、そこに力関係が生まれます。大抵の場合、力が強い方の言い分がまかり通ることが多いです。ルールではこうしなければいけないんだけど、あの役員さんはうるさいから、順序無視してやっちゃえ!みたいなやつね。
ルーチンワークを極める以前の修行時代というのは、力関係でいうと一番の下っ端なので、自分の利益には目をつぶることが多く、そこで理不尽さや無力さを感じたり、ストレスになったりします。そして同期や同僚と飲みに行って愚痴大会(笑)。
仕事を辞めたくなる時というのは、こういった、社会でルールどおり、自分のペースどおりに仕事が進まないことに対するジレンマも影響します。自分はキチンとやっているのに、会社の上の連中は自分勝手だ!とかって憤ったりね。しかしこういう段階からこそ、処世術を体得していけるんです。処世術は、根回しとか調整の要素が色濃いので、人との折衝になってきます。これをうまく運ぶのに、知識や資格は直接的には全く関係ありません。
前回も書いたように、自分の本当の市場価値とは、処世術です。知識や経験はあって当たり前。この知識や経験を生かすも殺すも、処世術というセンスなんですね。
本シリーズの前半でも書きましたが、よく若い人が、今の仕事はやりがいがないとか、スキルが身につかないとかって嘆き、辞めたい辞めたいって考えてることが多いけど、こういう人は、やりがいやスキルの本質を根本的に勘違いしています。
修行時代にやりがいと見出すとすれば、またスキルを身に着けたいとすれば、それはまさに処世術なんです。処世術の習得には、自分と他人に、“多少の時間”の認識の差があります。
認識が他人基準に達したとき、自分には処世術が身に着いたということになります。これは専門的資格のように、華々しく見えないかもしれないけど、自分の中に培った何物にも変えがたい自分だけの素晴らしいスキルです。このスキルが身についたとき、その時は大いに自己主張をして、社内で通らなかったら、満を持して転職前線に名乗りを上げるのもアリですよ。
市場価値は処世術。処世術は他人基準の認識。どうかこれを頭に入れて、修行時代を乗り切ってください。

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