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シリーズ 12 「自己PRの土台になる大切な視点」 自己PR事例(1)

自己PRの土台
2018-03-23

自己PRの土台

さて、あまり概論や抽象論だけに終始していても、自分の自己PRに落とし込めないので、これから具体例を挙げて説明してみます。

-(1) 「私は進んで工夫をする性格です。学校のゼミで、雑貨の商品企画をしたことがあるのですが、そこで私は、率先して簡単なサンプルを作りました。それを皆に評価してもらった時に、私はあるものをそのまま受け入れるのではなく、使う人をイメージして工夫することも大事であるということを学びました。この経験を今後の仕事でも役立てて生きたいと考えています。」

この事例には、キーワードも記載されているし、エピソードも記載されています。ですので、自己PR文としての最低要件は満たしていることになります。
ただ、これを読んで状況が完璧にイメージできるのは、実際に関わった人たちだけ。どういうゼミで何人いたのか?なぜアメニティグッズを作ったのか?作った結果がどうだったのか?・・・など、当事者以外の人がこれを読んでも、なかなかイメージできません。面接官は当事者以外の大人。つまりこの自己PRには、基本情報が足りないんですね。
基本情報とは、「自己PRのやり方・書き方論 29 」以降で書いた、「♪これくらいの お弁当箱に・・・♪」というヤツですね。基本情報は、指定文字数の多い少ないにもよるので、全てを詳しく書くことは難しいのですが、多少アレンジするとこんな感じになります。

-(2)
「私は進んで工夫をする性格です。社会体験の目的で、社会学のゼミ生5名による若い女性向けの雑貨の商品企画をしたことがあるのですが、何度か行なった会議でも、これと言った企画が出ず期限も迫っていました。そこで私は、自分なりのアイディアに基づき、率先して画用紙を使って簡単なサンプルを作りました。すると、イメージが形となって議論が活性化し、商品サンプルが完成、無事納期にも間に合いました。既存の流れにこだわらず、時には自分で流れを変えていき、考え方を工夫することも大事であるということを学びました。この経験を今後の仕事でも役立てて生きたいと考えています。」

これでだいぶ当事者以外でもイメージできるようになりましたよね。
・・・で、ここまでは、マニュアル本でも学ぶことができます。しかし、ここから先のことをもうちょっと考えてほしいんです。もうちょっと先とは何かというと、それが、「物事に対する感謝」と、「他人の存在も認められる素直な心」を組み込む姿勢ですね。
実際の書き言葉における自己PRであれば、-(2)の内容レベルで構わないと思いますが、面接の場で披露する自己PRは、話し言葉になってくるので、これを棒読みしているようでは、その後予期せぬツッコミが面接官から浴びせられるになります。
だから、もうちょっと先を考える必要があるというわけです。
つづく。

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