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シリーズ 15 「自己PRの土台になる大切な視点」 アルバイトと数字

自己PRの土台
2018-03-26

一般に、アルバイトは「数字」に責任を負うことはありません。最終的な数字の責任は、アルバイトを使う社員さんが背負うことになります。ずっと長く仕事をしているフリーターのような人であっても、会社の経営という視点で数字を背負うことは絶対にありません。だからこそフリーターの人は、自分スタイルで仕事ができるんですね。仕事の進め方しかり、勤務体制しかり。
とはいえ、新卒の採用面接は将来の正社員候補生の選定。だから数字を背負って会社スタイルで行動することができるか?つまり組織人として、ルールに則って動くことができるか?をイメージします。実はその取っ掛かりのポイントが、挨拶とかお辞儀とか笑顔とかなんですよね。それらが大事だと言われるのはそういうことなんです。
話を戻しますが、アルバイトは数字に直接関与していないとはいえ、何がしかの数字に囲まれて仕事はしています。例えば時給だってそうですよね。時給900円とかってのも数字。仕事における行動は、全て数字で置き換えることができるんです。これについては、「部署・職種シリーズ」の「経理部2」 で書きました。
アルバイトが意識できる数字は、職種にも寄りますが、前回の「約束を守る、時間を守る」いうこと以外に、
○お客さんは一日どれくらい来てた?平日と週末は?
○扱っていた商品数、覚えたメニュー数
○どのくらい売った?
○どのくらい電話してた?
○どのくらい事前に教材研究して、そのメモやノートがどのくらいまとめられて残っていて、それを何回改善した?
○自分の接客でどのくらい注文があったか?
○自分には認めてくれる大人が何人くらいいたか?なぜ認めてくれたのか?

・・・と挙げだしたらキリがないですが、アルバイトでも結構数字に置き換えることは可能です。この中で例えば、「どれくらい売った?」なんてヤツは、自分だけの力でモノが売れたわけでは決してありませんよね。周囲の人たちのサポートはもちろん、その店舗自体のブランド力、認知度だって影響を及ぼしています。同じものを自分ひとりで駅前で売ったところで絶対に売れません。そのお店の中で売っているからこそ、お客さんは安心して買ってくれるわけです。
このように何でもいいので「数字」を意識すること。これを意識することで、何事も、自分ひとりで進めてきたのではない、常に人が周りにいて、支えてくれたということは実感できると思います。実感できれば、他人である面接官に自分の言葉・感情で伝えること可能になってくる。
自己PRを作る過程では、どうしても自分を主役に置いて考えてしまうので、数字を持ち出すにも、何か一番になった成果とか、自分だけで実績を上げたかのような構成になってしまうけど、それでは組織の下っ端としてのイメージが沸きにくい、ということになってしまいます。どんな数字でも、自分だけで作ったものではないんだ、という考えで、自己PRを作る際も、いろんな役者がいて、自分はその中の一人だという意識が必要になります。
つづく。

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