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シリーズ 8 「企業規模を視る」 中小とベンチャー

企業規模
2016-12-29

企業規模

それでは、中小企業とベンチャー企業の相違点を考えていくことにします。・・・とは言いつつ、実は以前書いた「企業研究シリーズ20」 中で、これに関する見解を書いたことがあるので、そこから抜粋したいと思います。

まずは中小企業から。
中小企業とは、すでに市場における自らの地位も確立し、企業体質も営業方法も固まっている企業だと考えています。企業規模や生産量が大企業と異なるだけで、スタイルも価値観も大企業と似ています。自動車の下請企業なんかは、その典型例でしょう。だから不況になると、大企業と同じように業績が悪化する傾向にあります。

続いてベンチャー企業。
ベンチャーという言葉の意味は冒険という意味です。つまりベンチャー企業とは、世の中の常識に挑戦すべく立ち上がったスタートアップ企業というふうに言い換えることもできます。業界は全く問いません。隙間があって、自分の唱えるビジネスモデルに自信があれば、どんどん突き進んできます。文化も伝統も浅く、体制もこれから作っていく企業ですから、身軽です。

久々に見直したけど、なかなかいい事書いてるなあ(笑)。「大企業」と「それ以外の企業」の切り分けはここまで書いてきましたが、同じ「それ以外の企業」のカテゴリーに属する中小企業とベンチャー企業の違いというのは、まさに上に書いた通りだと、個人的には考えています。
中小企業は、文字通り会社の規模が大きくないだけで、社歴も長く、従業員一人ひとりの仕事も、分業体制がある程度確立されているイメージです。社内体制、特に福利厚生制度や休日休暇制度なんかも、キチンと根づいていることが多いです。小さいながら労働組合とかも組織化されている会社だってあるでしょう。
余談ですが、労働組合というのは製造業界に多いんですよね。理由もあるんですが、ここでは触れません。
ただ、中小企業の場合、売上規模が大企業に比べて劣ることが多いので、賃金も大企業より低い場合が多いし、福利厚生制度があるとは言っても、大企業ほど充実していないかもしれません。でも、中小企業というのは、会社の組織体制自体は、結構出来上がっていることが多いですね。大企業と異なるのは、売上や従業員数、資本金の大小を除けば、世間に名前が知れ渡っているか?つまり有名かどうか?という点だけです。

対してベンチャー企業。ベンチャーというのは、ニッチな市場を狙って立ち上がった、まさにスタートアップ企業。売上規模や従業員数、資本金の額などの観点で言うなら、中小企業と同等です。大企業と比べ物にならない。しかし、多くのベンチャー企業は、これまた多くの中小企業と比べて、かなりの確率で決定的に違う点があります。それは、
内部体制の整備具合という点です。
内部体制というのは、色々な要素があります。まずは仕事面。仕事の境界線がキッチリしてないことが多く、教えてくれる先輩も、十分な教育研修を受けずにここまで来ている可能性があるので、個人の価値観を頼りに後輩に接してしまい、後輩から見ると、人によって言うことが違うじゃん!っていうことになりかねない。
つまり仕事が組織化されておらず仕事が属人的になっている、ということです。
ちょっとここで区切ります。すみません。

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