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シリーズ 12 「企業規模を視る」 有名企業 ≠ 大企業

企業規模
2017-01-07

企業規模

ここまで、大企業と有名企業の相違、また中小企業とベンチャー企業の相違を書いてきました。
今現在、就活を行っている皆さんは、学校の試験やレポートに悩まされつつ、履歴書やエントリーシートの記入に頭をヒネったり、まあとりあえず企業の説明会に参加してみたり、という時期でしょう。自分が果たしてどんな業界や仕事にマッチするのか?なんて今の段階でガッチリ固まっている学生はほとんどいないはず。
これまで社会で一度も働いたことがない学生が、業界や仕事の面から自分の適性を考えても、不安は解消されないし、どこかで壁にぶち当たります。だって仕事の適性を考えるっていうことは、学生にとっては、未知の世界であり、それは想像の世界だから。しかしそうは言っても、就活をストップさせる訳にはいかないので、とにかく進めていかないとダメなんだけど、そうすると、最初行きたいと思っていた業界よりも、もっと幅が広がってきて、気が付けば色んな業界に属する企業にエントリーしていた・・・っていうことがよくあります。
もちろんそれは悪いことではないんですが、でもそうなることを見越して、ここまで本シリーズで書いてきたような業界や企業規模の相違による会社の裏事情も、ある程度イメージしておく必要があると思います。そうしないと、ただ内定がほしい!っていう、焦りのような気持ちで一杯いっぱいになって、本来視なきゃいけないものが視えなくなる可能性があるからね。
裏事情っていうのは何かっていうと、それが内部体制や会社の仕組みの成熟度合い、また会社独自のルール、文化ってことです。特に中小・ベンチャーの場合は、社長さんの経営観やポリシー。これが重要。
大企業の場合は、少なくとも内部体制や会社の仕組みの脆弱さっていう面については、あまり心配する必要はありません。何故かというと、日本の大企業の場合、そのほとんどが株式公開・上場企業だからです。つまり、このシリーズで何度も登場している、新聞の【財務欄】とか【証券欄】に株価が掲載されている企業ということです。

あまり難しいことは書きませんが、こういった株式公開・上場企業というのは、内部体制が固まっていることが前提なんです。内部体制がシッカリ固まっていないと、株式を公開・上場出来ないんだと覚えてもらってもいいくらい。
・・・ただし、その内部体制が自分にマッチするかどうかは判らない要素もあるんですけど。また内部体制が、会社独自の文化に染まってしまっていて、それがストレスになってしまう場合もあったりするんですが。
まあでも、ここまで細かく考え出すと、マイナスイメージばかり先立って、就活出来なくなってしまうから、軽く流して下さい。
ところで、大企業ではなく、有名企業という斬り口で視た場合ではちょっと違ってきます。この点は勘違いしないでほしいところです。これは実は、業界に寄ってステータスが異なります。
一般的に言うと、大企業と有名企業が一致しやすいのは、歴史の深い業界です。最たるものが製造業。特に、『産業集約型』と『中間型』は、ほぼ一致すると思います。『生活集約型』に属する企業は違うこともあるけど。例えば食品や医薬品では、そういった会社があったりします。
でも裏事情を心配する必要があるかどうか?という点では、ほとんどの製造業は、
有名企業 = 大企業
となり、その心配はありません。ついでに言うと、この業界の中小企業も、裏事情に悩むリスクは低いでしょうね。
しかし、反対に歴史が比較的浅い業界、具体的には後で触れるとして、そういった業界については、
有名企業 ≠ 大企業
である場合が意外とあります。これはイメージ先行で入社すると、入社後に悩む危険性がある、ということです。
つづきます。

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