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シリーズ 15 「企業規模を視る」 人事評価システムを知ろう!

企業規模
2017-01-11

ベンチャーのような、企業規模の小さい会社の内部体制をチェックする方法として、
①社長のメッセージを聞くこと。 ②会社の先輩社員や上司となりそうな人に話を直接聞くこと。
の2つの事項を挙げました。
今は氷河期ということが叫ばれて久しいですが、それでも学生は大企業や有名企業へのエントリーに集中してしまいます。違う言い方をすれば、中小企業やベンチャー企業がその煽りを食ってしまうということです。要は学生がエントリーしてくれないということ。これは学生のブランド志向というだけではなく、中小企業の探し方を知らないということでもあるので、一概に責められないのですが。
ベンチャー企業は、当然ですがまだまだ小さく社歴も比較的浅い会社です。知名度も規模も大企業よりは劣っています。でも多くのベンチャー企業の社長が、大企業に勝っている!と確信しているものがあります。それは、ビジネススキームです。
つまり扱っている商品またはサービス内容が多くの顧客にとって有意義であることを確信していると共に、収益モデルが確立しているということです。ベンチャーには、今までの市場に無かったがゆえに、多くの顧客が不満に思っていた隙間を埋めることができるアドバンテージを持っています。だから大企業や有名企業と勝負が出来る訳です。
ビジネススキームに絶対の自信を持っているベンチャーは勝ち残っていくためには、ドンドン売りまくって、シェアを上げていかなければなりません。まずは売って利益を出すこと。これがベンチャー企業のベンチャーたる所以。
一般的なベンチャー企業の会社説明会では、”社長自ら”が自分の会社の扱っている商品やサービスを熱く説明し、そして自分たちと一緒に会社を大きくしていこう!と語りかけます。組織が成熟している大企業ではなかなか見られない光景です。この熱さで、学生のハートを掴もうとしている訳です。
ベンチャー企業の新卒採用の場合、そのほとんどが営業職として配属されるはずです。つまり売りまくる要員を確保しようということ。だから社長が市場優位性の話に熱くなるのは当然です。
でもその説明会で、そんな話ばかりしている会社は、ちょっと冷静に見直したほうがいいかもしれません。
従業員のことをどれくらい大切に考えているか?これは入社後になると、生活がかかってくる大切な要素です。会社が成長していく上で、営業力は不可欠です。だから力が入るのは判る。でも安心して働ける土壌がなければ、従業員もシッカリと根付くことはできません。そういう会社は離職率も高いんです。
ベンチャーは内部体制が出来上がっていないのが一般的。でも社長が今の現状をどう見据えているか?によって、その会社の将来が視えてきます。皆さんはまさに、その将来を担う人材です。だから余計に重要。内部体制が出来上がってなくても、先輩社員の中に、内部体制が整備されるとはどういうことか?を過去の経験により知っている方が何人かいれば、まだ大丈夫でしょう。つまり、以前の会社で大企業にいたことがあるという先輩のこと。こういう人たちは今の現状は発展途上だと知っている訳だから。
最近は、社員と学生との交流会を行っている会社も多いです。こういう機会があれば、是非とも積極的に話をしてみてください。
・・・しかし、社長の説明を聞いても、何だかよく判らないっていう場合もあるし、既存社員さんとお話するチャンスがないっていう場合も多々あります。それに内部体制の質問なんて聞けないし・・・みたいなね。
学生がベンチャー企業の内部体制をイメージするのに、上記①と②だけではハッキリ判らないはずです。判断する基準もないからね。
ということで、実は、内部体制を窺い知るための要素がもう一点あります。それは、
③その会社の人事評価システムを確認する
というものです。これは3つの要素の中で一番難しいように感じますが、実は就活では、一番確認しやすい要素です。そして、これがベンチャー企業を判断するキーになるんです。
つづく。

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