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シリーズ 17 「企業規模を視る」 人間関係

企業規模
2017-01-13

企業規模

実際の就活の渦中にいる時って、やはり“内定がほしい!”という気持ちが優先されるので、あまり会社の内部体制のような裏事情まで勘案する場面って少ないでしょう。
僕が縁あって出会い、就活を一緒に考える学生には必ず言うし、このブログの中でも何度も何度も書いてきたのですが、就活のゴールって、学生の考えるそれと、会社の考えるそれには温度差があります。
学生サイドの就活のゴールは、
 「就きたい会社にとにかく内定をもらうこと」
です。しかし一方で会社サイドのゴールはと言うと、
 「内定を出した人が、実際に入社して、期待通り成長して、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれること」
となります。この会社の考えるゴールを入社する学生の立場になって表現を変えてみると、

「入社した会社で、イキイキとそしてキラキラ輝いて働くこと」

となりますね。
多くの学生にとって、内定をもらうことがゴールになっている証拠の一つに、内定ブルーってヤツがあります。内定をゲットするまでは、とにかくがむしゃらに走り続けてきたのに、いざ内定をゲットして、立ち止まって冷静になってみると、「本当にこの会社でいいんだろうか・・・?」って悩む。これには、ピーターパン症候群のような総論的な要素もあるんですが、その会社のことを何も理解していないんじゃないか・・・っていう各論的な要素もあり、意外とこっちの方が後に響きます。
確かに学生は、現実的に企業の表面上の研究しかできないので、内定をもらった会社の実態はハッキリ言ってほとんど理解していないでしょう。でも理解していない部分って入社後には結構バカに出来ないんです。だって学生時代の就活時点では、憧れとか理想とかいうモチベーションで突っ走れたけど、入社後って、仕事は生活の大部分を占める現実の毎日になるからです。
現実の毎日を過ごす中で、いかにイキイキとそしてキラキラと輝きながら働けるか?っていうのは、実は会社の内部体制の充実具合に依存することが多いんですね。具体的には職場の労務環境といった人事面でのサポートです。
だから学生の皆さんの本音部分に、「あの会社は仕事厳しいのかなあ?残業とか多いのかなあ?」とか「福利厚生とかちゃんとしてるのかな?休みってキチンと取れるのかな?」といった不安が付きまとっている訳です。もちろんこれらも仕事をする上で大事な要素ですけどね。
イキイキそしてキラキラと働くことができるか否か?に会社の人事労務環境が密接に係っているということは、見方を変えれば、人事労務環境が整っていないか、もしくは自分の肌に合わないっていう場合に、イキイキそしてキラキラ輝けない可能性があるということになる。仕事は毎日だから苦痛の何者でもないということです。
・・・結果、せっかく入社したのにもかかわらず、離職してしまうという悪循環に陥ってしまうんです。
離職してしまう大きな理由とて挙げられるのが、まずは「人間関係」です。
これは以前の「就活のハザマ」 シリーズで触れてきました。しかし、これは会社の規模や成熟度合い云々ではなく、運不運の話。こればっかりは入社して配属になってみないと判らないことだし、企業研究でクリアできる問題ではないから。
しかし、離職してしまう大きな理由としてもう一つの要素があります。実はそれは、 「ネット情報・口コミ情報の本質」 シリーズで間接的に触れたことでもとありますが、判りますか?
ネットに悪い情報を書き込む人たちの中には、すでに社会人として働いている人がいます。しかもその会社で実際に働いていた(あるいは現在も働いている)という人たちもいます。こういった人たちが、なぜ自分の会社を誹謗中傷するかというと、それは、会社から正当な評価をしてもらえないと憤っているからです。その溜まったガスがエネルギーとなって、ネットに向かっているんです。この背景にあるものが何かというと、実はそれが、

「人事評価制度の不透明さ」
というものなんです。つまりこれが。人事評価システムということになります。

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