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シリーズ 20 「企業規模を視る」 気をつけた方がいい会社

企業規模
2017-01-17

企業規模

ところで、話はちょっと逸れますが、面接の時の最後にある、「何か質問はありますか?」っていう面接官の“質問”に関して、色んなウワサが飛び交います。例えば、
「質問がなければしなくていい!」
「ここぞとばかりに質問しないと落ちる!」
「福利厚生とか休日の質問をしたらやる気がないと思われる!」
「何でも聞いていいんだから、福利厚生について聞いても問題ない!」
こういうウワサの本質について言えば、実は全部真実であり間違いです。質問しなくてもオッケーという見解もダメという見解も、福利厚生について聞いてもいい場合とダメな場合があるということ。これは人に寄って異なるし、そこまでの面接過程に寄っても異なるということ。
この辺りの詳しい見解は、前に「攻略本を総論で読むということ2」 (←リンク)という記事で書いているので興味あれば読んでみてください。
話を戻します。興味を持った会社の入社説明会で、「わが社は実力主義です!頑張った分だけ皆さんに報います!」なんて叫んでいた会社があったとします。ベンチャーではよくある光景。さて皆さんなら、ここでどう思うでしょう?
実は、「・・・そうなんだ、実力主義なんだあ」って流してしまう人が圧倒的。何故なら言葉だけ追っていると、“実力に報いる”っていう言葉の意味は、学生でも理解出来るからです。でも、本質が判っているでしょうか?これはほとんど全ての人が判っていないはず。実力に報いるって具体的にはどういうことでしょうね?
・・・っていう疑問を、面接の最後に質問する際、ぶつけてみればいいんです。
「会社説明会で言っていた実力に報いるって、どういう報い方なんでしょうか?」
って、ストレートに聞いてもいいと思う。そんなこと聞いたらやる気がないヤツだと思われるんじゃないか?っていう心配は杞憂です。やる気に満ち溢れているからこそ、評価体系を気にする訳だから。特にベンチャーではやる気あるなあって思われますよ。
誤解を恐れず書きますが、一般論としては、ベンチャー企業では人事評価基準は固まっていない!と考えておいて下さい。そう認識しておいた方が判断しやすいから。
まずは、ちょっと気をつけた方がいい場合。
面接官が人事評価システムについて、難しい言葉や横文字を使って語りだしたら、その会社は十中八九、評価制度は脆弱でしょうね。だって、もともと固まっていないんだから。面接官の気持ちの中に、そうなればいいなあとかそういう風に作るのが理想・・・っていう願望が入っているからこその回答です。これは面接だけではなく、他人に弱みを見せたくないっていう人間としての心理です。学生の皆さんでも経験あるはず。理屈いうヤツほど、知ったかぶりが多いみたいな。まるで僕のブログのようですね(笑)。
それと、面接官がやたら威圧感丸出しで横柄な場合。これは最後の質問事項に限らず、面接全般に言えるんですが、ベンチャーでこういう面接官がいる会社は、ちょっと入社後苦労するかもしれませんね。面接官が人事部の人だったとしたら、その面接官の想いと、会社のレベルにギャップがあるのかもしれません。
あとは、面接官が社長さんだった場合に、評価制度の話が、今年の学生には期待してるんだ!みたいな話にいつの間にかすり替わっていたり、商品とかサービスに持っていったりする場合や、「それは俺じゃなく、人事の人間に聞いてくれ!」みたいな回答をする会社だと、ちょっと危険な匂いがしますね。内容はともかく、社長さんが自ら人事評価について語ることを避けるのは、逃げている印象は拭えませんから。
会社に寄ってケースバイケースですが、少なくとも上記の雰囲気があるベンチャーは、慎重に判断すべしです。
安心していい場合・・・は、次回。

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