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シリーズ 21 「企業規模を視る」 安心していい会社

企業規模
2017-01-18

企業規模

最後の質問コーナーにて、人事評価システムの関して聞いた場合の、面接官の回答内容で、安心していい場合について。
面接官が自らの会社の人事評価システムについて、「いやあ、ウチの会社は、まだまだ出来上がってなくてねえ・・・。今ちょうど会社の内部管理については固めてる最中なんだ。」っていう感じで、手の内を正直に暴露してしまう会社の場合。これはまあ、安心していいと思います。一見矛盾するように見受けられますけどね。
なぜかと言うと、前にも書いたように、ベンチャー企業というのは人事評価システムが固まっているはずがないからです。固まっていないことについて、正直に話してくれるのは悪いことではないんです。
もっとも、固まっていないという回答の後に続けて、人事評価システムについて難しいこと言い出したりしたら、ちょっと気をつけた方がいいですけど。面接官が故意に、学生がそれ以上突っ込めないような状況を作り出している危険性があります。
なぜ人事評価システムについてここまで神経質に書いているか?というと、これも前にも書きましたが、皆さんの生活がかかってくるからです。生活がかかる、というのは、何も賃金のことだけを指している訳ではありませんよ。もちろん生活に先立つものとして、お金は重要です。これは労働の対価だからね。でも入社時点でほとんど全ての学生は独身でしょう。守るべき家族もいないケースが多い。だからお金は自分が食っていく分には何とかなります。
ここでいう生活がかかる、というのは皆さんの将来設計のことです。当然ながら皆さんは、これから長い間働き続けることになります。これは転職したって同じだし、専業主婦(あるいは主夫)になった場合も同じ。この場合は配偶者の将来設計ということになるけど。
自分が頑張ってきたことを、会社が何がしかの基準に基づいて“評価”をしてくれないと、いくら頑張ってもいい仕事は出来ないし、ステップアップもできないんです。評価が高ければ、自分にタイトル(主任とかリーダーとかね)がつきます。タイトルがつくと、部下を持ってチームを統制することになる。そうして社内だけではなく社外の人脈もついてきて、信用度も上がる。そうすると自分に自信が持てるようになって、さらに上のステップを目指すようになる。その結果として賃金も上がっていく・・・と、こんな流れでキャリアアップ、スキルアップをしていくのが理想。

その場合に、肝心要の会社の人事評価システムがナアナアだったら、自分の将来にモロに影響すると言っても過言ではないんです。ベンチャーは人事評価システムが固まっていない・・・これは仕方ないとしても、それを隠さずに暴露してくれて、それについて、このままではいけないんだけどって真剣に考えてくれている会社じゃないと危険である・・・というのはそういう理屈です。これは学生が就活の際、あまり着目しない要素ですが、入社後の生活を考えると、実はもっとも大切な判断要素の一つでしょうね。
さて次に、もし面接官が人事評価システムが固まっていないことを正直に話してくれたとして、じゃあその後どうすべきか?というと、続けてこういう質問をしてみましょう。


「それでは、昨年入社された新卒の方々の評価はどのように行っているんですか?」

ってね。

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